炎の発明家の秘密の初恋 (小学館ルルル文庫 う 1-21)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 58
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522761

作品紹介・あらすじ

甘えベタな天才少女に訪れた甘い学園生活!

優秀すぎる頭脳のせいで親から魔物の子と呼ばれ、家を追い出されたミーラン。北の離島にあるイデア学園で生徒候補生として暮らし始めるが、ここでも周囲になじめず、ひとり書庫に閉じこもるように。満足な食事もとらず倒れてしまったミーランを救ったのは同じ候補生のオットー。優しい兄のようにベッドで添い寝してくれるオットーに、ミーランの胸はドキドキが止められなくなって!? とろける甘さの学園ラブリー・ファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • ひよこと親鳥みたいな過保護な関係。ミーランがオットーを好きになるのは分かりやすいんだけど、オットーがミーランを好きになる理由が庇護欲以外に何かあると良かったかな。試験内容や日程が緩々過ぎてあまり受験って感じが無いけど、学生らしい仲間とわいわいやってる状況が楽しそう。

  • 「王の守護者の〜」は未読。舞台は同じで主人公が違うらしい。
    可愛らしいお話は、さすが宇津田さん。読みやすかったです。けど主人公にはまったく共感できず…。いや、悪い子ではないんですけど。(そもそもこの主人公で共感とか、狙ってないかな?)
    作風が安定している作家さんなので期待してたのですが、今回はドンピシャとはいかなくてちょっと残念でした。あくまで個人的な、好みの問題なので、次の作品はストライクだといいなぁ。
    高星さんのイラストはすごくいいです。表紙とかかなり好み。女の子の描き方が、以前より女の子らしいというか…可愛らしさが増した気がします。

  • 『王の守護者の秘密の婚約』でちらりと登場した怪しさいっぱいの学園の仲間達との出会いでもありますが、物語上関連性はないので、単品で楽しめます。
    美少女天然系の妹属性のヒロインと、眼鏡の優しい見守り系ダーリンの恋愛です。
    人とは違うのだと、既に理解してもらうことをあきらめていたミーランが、オットーに出会い、優しさにふれることで、成長するというストーリーなのだが、とにかく彼女の恋愛面が成長するまで辛抱強く待つという、彼の赤面の絵にニヤニヤできた楽しいお話でした。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3847.html

  • 前作「王の守護者の秘密の婚約」のスピンオフ作品になるのかな?
    主人公は前作でも登場していた一風変わった美少女発明家のミーラン。彼女がイデア学園に入るまでの話。幼い頃から頭が良すぎて周囲の人たちからは奇異の目で見られ、両親にさえ疎まれ、領主の地下部屋で発明に勤しむミーラン。爆発騒ぎが続き、とうとう領主の家からも追い出されてしまい、たぐいまれな能力者たちが入学を許可されるイデア学園へ入るための試験を受けることになる。そこで出会ったオットーはミーランを慈しみ、彼女を孤独から救ってくれて・・・。

    甘々な内容ですね(笑)真綿でくるんで大事に大事にされるみたいな。若干、過保護すぎな感じもしましたが、ミーランがだんだんと年相応になっていく過程でそこは解消されていきましたね。ミーランは甘やかされるだけの存在じゃないしww何せのちの爆弾娘w
    オットーの忍耐力の強さと、前作主人公エールの仕事スキルにあっぱれ!と思いました。「掃き溜め」のメンバーたちも皆個性的で良かったです。イデア学園に入学して彼女らがやらかした数々の伝説をもうちょっと読んでみたいなと思いました。あ、でも女の子主人公を登場させねばね~

  • かなり甘かった。が、悪くない。たまにはケーキワンホールいくのもいいものさ・・・

  • 前作「王の守護者の秘密の婚約」に出てきていた、一風変わった女の子ミーランが主人公ですが、イラストが違っていたからか、読むまで気付きませんでした(^^ゞ

    読んでみると、前作主人公のエールも出てきてて、スーパーガールな彼女がここでも大活躍してて、あの彼女はこんな感じでできあがったのかぁって思いました。

    さて、今作の主人公のミーランですが、あまりにお利口過ぎて友達ができないだけでなく、実の両親からも疎まれて、連れて行かれた領主にはいいように使われ、領主の屋敷を吹っ飛ばしてイデア学園に流れ着いたという、かなり不幸な生い立ち。

    学園でも着いた早々に浮いちゃって、図書館の魔物を化してましたけど、オットーと出逢ったときから、いい方向に変わってきます。

    オットーの言い方が、なんかお子さま向けなんでは?って思っていたら、ちゃんとそれをオットーも自覚してて悩んでいたり、ミーランの年齢を聞いたあとからのオットーはかなり天然タラシ入ってて、これはミーランでなくてもいちころなんじゃ?って思っちゃいました。

    端から見たら両思いにしか見えない二人なのに、成長途中のミーランのために、じっと我慢してるオットー。二人を見守る仲間と同じ気持ちで読んじゃいました。

    最後まで甘々だけど、このあとイデア学園の生活があってから、「王の守護者の秘密の婚約」につながるんですよね。

    できたら、イデア学園に入学したあとの話も読みたいんですけど、もう女の子はいないし、残り三人(先生入れて)の相手が出てくるってのも難しそう。可能性があるならサヴァーかなって思うのだけど、どうでしょう。

  • 読み切りですが前作と同じ世界観で楽しめました(≧∇≦)
    いや〜、宇津田さんの作品は毎回甘々でニヤニヤしちゃいますが今回は特に甘かったなぁ
    仲間と一緒の間隔でニヤニヤ見守っておりました
    オットーの精神力半端ないし、甘いなぁ(((o(*゚▽゚*)o)))
    後は仲間とのわいわい寮生活も面白くて良かったですね!

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