八百万戀歌~やまといつくし、こひせよをとめ~ (小学館ルルル文庫 と 2-1)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522846

感想・レビュー・書評

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  • 日本神話モチーフのファンタジーです。
    いつも真っ直ぐに光の方を向いてる八梛ちゃんに好感。
    受け身じゃなくって自分でほしいものを自分で取りに行ける強さがまぶしかった。

  • 第8回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門優秀賞受賞作。

    くまの柚子さんのイラストと、あらすじを読んで気になったので買ってみました。

    八眞土〈やまと〉とか大王〈おおきみ〉など、邪馬台国とかそこらへんをイメージさせる世界観。

    日女神〈ひめがみ〉の恩恵により怪力を授かってしまったヒロイン・八梛〈やなぎ〉媛。

    冒頭の八梛に噴いたwww

    やっばいwww これおもしろいかもwww となりました。

    怪力のせいでお見合い連戦連敗中の媛さま。

    そんな八番目の媛に日女神さんが練習台にと連れてきたのは、300年間引きこもりの実弟で。

    ヒーローが元引きこもりかよwww とここでも笑ったwww

    っていうか、設定のモデル的に引きこもりは日女神の方だろうとか思いました、まる。



    そんなこんなでごっこ遊びを始める八梛と朔夜(八梛命名)。

    ほのぼのと繰り広げられていく日常に大きな変化はなく、気づけば四季は移り変わっていて。

    八梛の心に芽生える淡い想い。

    けれどいつまでもこうしていられないと妹に言われてしまい、八梛と朔夜はちょっとすれ違うようになってしまうのです。

    そうこうしているうちに八梛のお見合いが成功して――!?

    設定やら名前やらでわかりづらかったらどうしよう……と思っていたのですが、そんなことはなく。

    わりとわかりやすい流れになってます。

    ちょっとした伏線にもにやりとしてしまいますし。

    どういう経路で気づくかもおもしろいかもしれない。

    ちなみに私は神話系から気づきました。

    普段だったら展開の王道で推測したりするのだけれど、今回はそうでもなく。

    こいつのここはあれだから、あん子のあれはそれが原因だろうなあ、とか。

    でもラスト方面はちょっとびっくりさせられました。

    そういうわけでおもしろかったですー(*´ω`*)

    くまの柚子さんのイラストも相変わらずすてきで。

    お気に入りは朔夜と八梛の剣舞シーンの挿絵ですね。

    目の保養になりました。

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