浪漫邸へようこそ ~花開く日~ (小学館ルルル文庫 み 1-25)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094523010

作品紹介・あらすじ

貧乏令嬢と帝大生の恋物語、完結編!

ある事情から、秘密の下宿屋「浪漫邸」を始めることになった貧乏子爵家の令嬢、紗子。下宿人として集まったのは、帝大の医学生・伊織の他、なんとも個性的な人々。
心優しき人々との同居生活をおくるうち、紗子は、伊織への恋心を自覚する。そしてまた伊織も、身分違いだと諦めようとすればするほど紗子を諦めきれず悩む。
そんな中、下宿人・時雄の幼なじみ、四郎が転がり込んで来たあげく、紗子を自分の恋人と言い出す。その時、普段穏やかで冷静な伊織の激情がついに溢れ出て…!?
そしてその夜、伊織の部屋を訪ねた紗子が、伊織に伝えた言葉とは…!?
甘く切なく焦れったい、大正時代のラブロマンス、ついに完結!

感想・レビュー・書評

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  • 親の世代で財産を使い果たし、華族といっても内緒で下宿屋を始めるヒロインと、それを手助けするヒーローが徐々に好き合って婚約するまでの話でした。いい人達ばかりですが、嫌な親戚もいたりして。穏やかな気性のヒロインのおかげか、雰囲気はまったり優しく、時に甘めな話でした。
    ただ、この挿絵描く方、いろんな小説の挿絵されてるせいか本の雰囲気が挿絵の雰囲気に寄ってしまう…ような気がして。話の邪魔はしませんが、ちょいちょいこの挿絵の方の別の本と混同しそうでした。雰囲気が。

  • ラスト、、、いろいろあったがハッピーエンドにホッとする。

  • ・当て馬目白押しの最終巻
    ・伊織さんもミツさんも悋気が強いとこSUKI
    ・告白から婚約、プロポーズに初キッスとまじで駆け足ですね伊織さん
    ・いやでもこの甘さ・・・いつもの深山節だ・・・!!
    ・惚れた女に膝枕強請る優男・・・

  • 最終巻でした。
    もうちょっと、下宿人のみなさんとの和気藹々を読んでみたかった。

  • 3巻で完結です。
    一本芯の通った奥ゆかしい紗子と、高値の花と決め込んでいた彼女への思いと募らせた伊織とのほのぼのした関係がとってもロマンチックなお話だった。
    巻を重ねるにつれ、窮地の彼女を機知で救う彼の見事さが際立ってきたことで、ルルル乙女はメロメロです。
    もっと続いて欲しい所だったが、気持よく終わってとても嬉しい。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4569.html

  • 穏やかなひとが静かに激昂するのがたまらなく好きです。尚彦くんがいちばん格好良いよ!

  • あまあまだけど読後感は良好。
    この巻で一番かっこよかったのは弟くんかも。当主になったせいか、成長著しい。将来が楽しみだな。爵位返上してもなんとかなりそうだね。どういう進路を選ぶのだろうか。

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