アイヌは原日本人か (小学館ライブラリー 44)

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094600445

作品紹介・あらすじ

自然人類学者・埴原和郎と、アイヌ語に取り組む哲学者・梅原猛が、壮大な仮説をもとに日本人の起源とその謎を徹底的に追求した注目の対談・全記録。

感想・レビュー・書評

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  • 土地があり地勢がある。その土地に種が根付き成長する。成長する過程で雨風日にさらされ外皮は変わる。移り根付く場所場所で少しづつ変化統合し一つの大きな塊へと繋がる。そう言うことを改めて丁寧にわかりやすく教えてくれる書籍だ。僕が間接的に伺う梅原猛と言う人は躁鬱の激しい人と言う話はまったくもってどうでも良い話で温度差があるから常に変化が可能。と言う気候特性を評価したいと改めて思ふ。数ある巷のとんでも本を幾ら読んでも行き着くことのない世界観と両氏の提言に、手を合わせ再び本書を再開する日を楽しみにしたいと思った◎

  • 墨田区立 あずま 図書館で拝読した。

    P67,-68が誰かが切り取ってあった。
    出版社に問い合わせて内容を確かめようと思う。

    出発点のアイヌ民族に関する調査は,
    仮説の段階だとの記述があった。

    形態学的方法と遺伝的方法。

    標識遺伝子は,1000人に一人とかの割合とのことなので,
    10000とかデータがないと判定がむつかしいのだろうか。

    検討するとよいことはかなり網羅的に記述しているので考察するのに助かる。

    対談で梅原猛 埴原和郎のうち,前者3,後者7とのことだが,
    amazonなどのみだしでは前者しか表示しない。

    仕方のないことではあるが,忘れないように記載しておく。

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著者プロフィール

哲学者。『隠された十字架』『水底の歌』で、それぞれ毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する〈梅原日本学〉を確立の後、能を研究。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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