視覚のいたずら (小学館ライブラリー 125)

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  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094601251

感想・レビュー・書評

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  • 挿絵がサイケ、長尾ワールド。
    解説を読んでいて、やはり、ただ単に絵を描いてるんじゃなくて、いろんな事を知った上で書いてるんだなーと納得、先生。
    人間は進歩すると、直線や平面を増やし続ける。直線や平面から解放されたい。すると、どんどん曲線がほしくなる。それで山に登ったりしたくなる。直線には限度があり、ストレスになる。
    冒険型の男には身軽さが必要だし、安定型の女は豊富な備えが欲しいもの。旅行者をみても、女はいつも荷物が多い。男は愛する女を花園の中においてあげなければならないのだ。旅行好きの女は多いが、男のような放浪型ではない。豊かに定着した巣が夢である←男女分析専門家か!?そしてするどい。哲学。

    目線は左から右
    左下→右上(風船などに良い)
    左上→右下(重しなどに良い)
    人は左をみるので、顔の向きも、
    向かって左に顔があり、右が後頭部の図が自然でよい。
    手を挙げているのは、右手=向かって左側
    最初に左側をみるもで、注意をひく。

    黒めがね
    神秘性の演出
    彼の目をみることはできないが、彼はこちらを見る事ができる。
    単純に吸い込まれる連中を容易に引きずる事ができる威力がある

    バサラは京都にいたヒッピー

    エッセイみたいでおもしろかった

著者プロフィール

1929年、東京・京橋生まれ。50年、早稲田大学(旧)工芸美術研究所卒。53年には無一文で世界一周に出かける。帰国後の57年、永六輔氏とコンビで「アサヒグラフ」に作品を掲載。そこで初めて「イラスト」という言葉を用い、日本初のイラストレーターになる。主な著書に『ソンブレロは風まかせ』(朝日新聞社)、『明日もパフォーマンチックに』(毎日新聞社)、『視覚のいたずら・補足改訂版』『無為を生きる』(以上、小学館)ほか。

「2011年 『長尾みのるの人間イラストーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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