白土三平野外手帳 (小学館ライブラリー 704 OUTDOOR EDITION)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094607048

感想・レビュー・書評

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  • なんちゅうんやろ。
    軽々なアウトドアではなく、もう、山海が身の周りにあった頃の風俗の記録と言って良いか。
    内容は軽いんだ。大半キノコの食い方の話だったりするし。
    採取物を食う話が大半だが、レシピらしいレシピもない。全部が旨いわけでもなく、勧められてるわけでもないのだが、渋い魅力が前編から溢れ出る。
    こういう何気ない本がずっと残っていけば良い。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    劇画界の重鎮が、少年のような好奇心と、
    カタツムリのような根気で追い続けた、
    もうひとつのライフワーク、白土流民俗学。

    目次
    秋)ホテイシメジ・ポッポなます・エソのさんが・オジボウズ
    ゴンズイの輪(タガ)・土あけび・かぶつ・イナゴ・ハブ・トゥドゥッ
    カクレッ貝・ヌメリスギタケ・ハマゴウ・はえとり
    冬)ドカン・カニコ汁・金茸・銀茸・再び金茸について・肉
    ウマヅラのタタキ
    春)ボラの火取り・ヒジキ・行者ニンニク・シビレなます・フグ
    突っつき網・ナマダの茶漬け・板サンガ・タレ
    なわしろ網・フグ掬(すく)い
    夏)ヤマンモン・石焼き・イタドリの虫・エラコの汐だき・馬糞石
    ヤナギマツタケ・電気クラゲ・クモ合戦・サクランボウ
    星鮫の水なます・ネマガリタケ・キハチワの洗い

    **************

    アウトドアよりもかなり「野生的」
    今ではゲテモノ食いだなと思うような食材も
    昔は貴重なタンパク源であったこと等など、食べることは
    ないだろうけど、色々なことが知れて面白かったです。

    フグ中毒とか毒キノコのくだりはちょっと引いたな(笑)
    昔ってフグは自由に調理してよかったっけ?
    今は免許持ってる人が調理をして、且つ廃棄内臓も
    鍵のついた箱に入れる様になってるよね。
    TVでも調理の最中はモザイク入れてたりしてるし。

    この本で現在、素直にまねしちゃダメな事も多そうですね。

  • 自然を食べる。

  • ドカンいいね。

  • 自然を食べる。

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