大系日本の歴史 1 (小学館ライブラリー 1001)

著者 : 佐原真

• 小学館 (1992年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[nakaizawaさんの感想 · 2013年1月6日]

(1994.07.01読了)(1994.06.04購入)
（「BOOK」データベースより）
十数万年前の石器が出土した宮城県馬場壇A遺跡から、1700年前の邪馬台国候補地まで、発掘現場の興奮をそのままに描く、新しい日本の誕生。イヌイットやコイサンマンなどの世界の民族や先史例との比較も豊富で多彩。

[morituri71さんの感想 · 2012年1月19日]

うーん、おもしろかった。読み応えあったなあ。
考古学シロートにもわかりやすく丁寧な基礎説明。
著者の学術的情熱にあふれた語り口。
土器を見る目が変わります。

[myoshida64さんの感想 · 2011年5月1日]

この本を読んで感動していたことが、あとから捏造されたものであったと知ったときのショックはなんともいえない。

[heitinさんの感想 · 2009年8月15日]

原始についてはこの本が一番わかりやすい。

捏造事件前なので、参考する部分については注意が必要だが、佐原氏の旺盛な執筆意欲とユニークな書きっぷり。急逝が本当に惜しまれます。

読書感覚で読めると思います。