大系日本の歴史 5 (小学館ライブラリー 1005)

著者 :
  • 小学館
3.60
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 48
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (497ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094610055

作品紹介・あらすじ

都市・農村・家など人々の生活する場の諸相と、芸能・文学・宗教などそこでの行為を具体的に眺めながら、自我のめざめた「個」の時代を生き生きと描く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • (1997.03.01読了)(1996.03.12購入)
    出版社からのコメント
    保元の乱とともに幕をあけた中世は、地方武士と都市庶民の時代であった。鎌倉と京都の成り立ちと暮らしを中心に、都市と農村を対比させて、中世世界を生き生きと描きます。

    ☆大系日本の歴史(既読)
    「大系日本の歴史(1) 日本人の誕生」佐原真著、小学館ライブラリー、1992.08.20
    「大系日本の歴史(2) 古墳の時代」和田萃著、小学館ライブラリー、1992.08.20
    「大系日本の歴史(3) 古代国家の歩み」吉田孝著、小学館ライブラリー、1992.10.20
    「大系日本の歴史(4) 王朝の社会」棚橋光男著、小学館ライブラリー、1992.10.20

  • 年齢的には師匠の石井進氏が書いてもよかったんじゃないかと思うのだが、やはりこの人も優秀なんでしょうね。年齢としては40と少しですからね。

    権力移行を丁寧に書いてあり、徳政令についてもしっかりと書かれており、名著の一冊だと思います。佐藤進一、永原慶二、石井進、網野善彦らの著作がすでにある中での執筆はプレッシャーではなかっただろうかと想像する。

    後醍醐登場の下りと滅亡を、「後醍醐の特殊性」で書いてあるのは、講談社の新田一郎氏と同じですね。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1946年生まれ。東京大学・放送大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専門は日本中世史。著書『院政期社会の研究』(山川出版社)、『吾妻鏡の方法』(吉川弘文館)、『中世のことばと絵』(中公新書)、『絵巻で読む中世』(ちくま学芸文庫)、『書物の中世史』(みすず書房)など。

「2019年 『中世史講義 院政期から戦国時代まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

五味文彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×