本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (497ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094610055
作品紹介・あらすじ
都市・農村・家など人々の生活する場の諸相と、芸能・文学・宗教などそこでの行為を具体的に眺めながら、自我のめざめた「個」の時代を生き生きと描く。
感想・レビュー・書評
-
(1997.03.01読了)(1996.03.12購入)
出版社からのコメント
保元の乱とともに幕をあけた中世は、地方武士と都市庶民の時代であった。鎌倉と京都の成り立ちと暮らしを中心に、都市と農村を対比させて、中世世界を生き生きと描きます。
☆大系日本の歴史(既読)
「大系日本の歴史(1) 日本人の誕生」佐原真著、小学館ライブラリー、1992.08.20
「大系日本の歴史(2) 古墳の時代」和田萃著、小学館ライブラリー、1992.08.20
「大系日本の歴史(3) 古代国家の歩み」吉田孝著、小学館ライブラリー、1992.10.20
「大系日本の歴史(4) 王朝の社会」棚橋光男著、小学館ライブラリー、1992.10.20詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
年齢的には師匠の石井進氏が書いてもよかったんじゃないかと思うのだが、やはりこの人も優秀なんでしょうね。年齢としては40と少しですからね。
権力移行を丁寧に書いてあり、徳政令についてもしっかりと書かれており、名著の一冊だと思います。佐藤進一、永原慶二、石井進、網野善彦らの著作がすでにある中での執筆はプレッシャーではなかっただろうかと想像する。
後醍醐登場の下りと滅亡を、「後醍醐の特殊性」で書いてあるのは、講談社の新田一郎氏と同じですね。
全2件中 1 - 2件を表示