バウッダ・佛教

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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784095580012

感想・レビュー・書評

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  • 社会に蔓延る「仏教」への浅薄な理解を、学者の責務として糺しておこうという意欲作。1987年の発刊だが、いまだに色褪せることはない。

    欲望からの離脱を説いた仏説のラディカルさが際立つ。阿含経典、大乗経典についての基礎も目から鱗。

  • この1冊はあまりにも大きい。
    中村師は現代のアルハットだ。
    師は明らかに道を示した。

    オレは愚者として、愚に徹し、俗世間の泥にまみれ、怒り憎み妬み貪り、悩み苦しみ、それでも絶対に諦めず、最上の楽へと向かう大道を、ただ真っ直ぐ歩いてゆくのみ。

    大いに楽しく生きよう!

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著者プロフィール

新潟大学人文学部准教授
1977年、東京都八王子市生まれ。1999年、東京都立大学人文学部史学科卒業。2009年、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、博士(史学)。
八王子市総合政策部市史編さん室専門員、獨協大学法学部特任助手を経て現職。
著書・論文に、『東京の制度地層』(公人社、2015年、共著)、『新八王子市史 通史編5近現代(上)』(八王子市、2016年、共著)、『新八王子市史 通史編5近現代(上)』(八王子市、2017年、共著)、「1930・40年代日本の露店商業界紙『関西俠商新聞』・『小商人』・『日本商人』について」(『資料学研究』12号、2015年)、「戦災の記憶の継承と歴史資料――長岡空襲の事例に即して」(『災害・復興と資料』8号、2016年)など。

「2018年 『近現代日本の都市形成と「デモクラシー」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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