京・鎌倉 ふたつの王権 (全集 日本の歴史 6)

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著者 : 本郷恵子
  • 小学館 (2008年5月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096221068

京・鎌倉 ふたつの王権 (全集 日本の歴史 6)の感想・レビュー・書評

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  • 院政の成立から鎌倉幕府の滅亡まで、結構な広範囲を取り扱う。通史ものでこの時代を読んだのが初めてなので、正直なところどういうところが特色なのか評価しにくいですが(取り扱う時代の範囲が特色なのかもしれませんが)、わかりやすい構成と内容だと思います。

  •  第一章。王権は理念であった。王権の地位にあって後三条天皇は突出した。幽玄の境を踏み出し、既存の権利を証明した文書に最終的な承認を与えた後三条天皇は、寿命に左右されない安定を願い、望ましい未来の到来に期待して、みずから後継者を選んだ。天皇の父であることが院政の根拠であった。院政を不動のものにしたのは、白河天皇の旺盛なる生命力であった。

  • 2009.3.14読了

  • 最初の感想は読みやすかった。
    二分王権論を強く意識しながら、基本的には政治史に沿った記述です。

    読みやすかった理由は鎌倉だけではなく、後三条〜後醍醐登場までを包括的に扱った点にあるのだろう。
    どうしても鎌倉時代だから頼朝からでとなると、実は非常に分かりにくいし、平清盛をどう評価するのかが見えにくくなる。
    平氏政権は武家政権の入り口であるので、本来切り離せないものであり、本作はその意味で流れを意識して作られている。

    著者の夫は石井進、五味文彦に師事した本郷和人。夫婦で東京大学史料編纂所に勤務しているという、研究環境も本作に影響したのではないだろうか。
    ただ、通史というと1人が書きっぱなしのイメージが強い。特に中世はその傾向にある。講談社の中世が秀逸だったため、不満は残る。

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京・鎌倉 ふたつの王権 (全集 日本の歴史 6)の作品紹介

権力を握った幕府はなぜ朝廷を滅ぼさなかったのか。軍事組織だった武家政権が統治者となるまで。

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