- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784096221082
作品紹介・あらすじ
応仁の乱後も将軍家の主導権争いはくすぶりつづけ、それと結びつきながら各地の大名たちは分裂し、領国拡大をめざして戦いを繰り返す。一方、百姓は領主への年貢のほかに大名からもさまざまな税をかけられ、負担は重かったものの、次第に村として自律する力を蓄えていった。将軍・大名と家臣・庶民の両面から、分裂と自律の150年を描く。 また、将軍や大名たちの個性、彼らが家族・家臣の統率に腐心する姿、そして庶民のしたたかな生き様などをとおして、戦国大名の誕生から、信長、秀吉、家康と激しく移り変わる時代を生きた人々の実像に迫る。
感想・レビュー・書評
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応仁の乱から大坂の陣までの通史。畿内を軸にしながら、地方の動きや社会のあり方なども追っていく。この十数年で既に古くなってしまった記述もあるけれど、コンパクトにまとまっていて戦国時代を概観するのにぴったりの一冊。
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YK5a
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戦国時代がわかる本。前半部分は勉強不足で読むの大変でした^^;
説とかは大雑把なので「?」なところもありますが、通して知るには十分です――一点だけ→秀吉は羽柴姓と豊臣姓を分けて与えていたらしいから、無頓着ではなかったと思いますが……。
でも面白い逸話も多く、戦国時代を調べてる私にとっては、システムの話が特に面白くてよかったです。 -
応仁の乱〜大坂の陣まで1冊で解り易く解説してあります
ざっと時代の流れを確認する際に。