原寸美術館 日本編 画家の息吹を伝える

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  • 小学館
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096817926

作品紹介・あらすじ

源氏物語絵巻から東山魁夷まで、日本美術の感動部分を世界最高水準の印刷で再現。

感想・レビュー・書評

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  • 葛飾北斎といえば、大きな波や富士山が頭に浮かぶが(富嶽三十六景)
    「百物語 こはだ小平二」でおどろおどろしいガイコツや
    「北斎漫画」の脚長みたいな、鬼太郎に出てきそうな妖怪だったり、そういうのも描くんだねぇ。

    あとがきにも書いてあったけど、
    「西洋名画はキャンパスの中に世界が完結していて、
     日本の美術は挿絵だったり、屏風絵であったり、しつらえや周囲の空間を取り込むのが大前提…」

    西洋画は日本画に比べて華やかでないというか、
    日本画よりも西洋画の方が作者を知っていたりするし、あまり記憶に残っていないのは、
    そういうことだったのか。

    取り上げる絵を悩んだそうだが、このチョイスに私はぴんとこなかったな。

  • 原寸だけあって剥落とかまでめっちゃ見えてすごく勉強になる。

  • 日本編が出たそうで。

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著者プロフィール

1958年東京都生まれ。82年東京藝術大学美術学部卒業。87年東京藝術大学大学院博士課程修了。ヴェネツィア・ビエンナーレで東洋人初の名誉賞受賞。大徳寺聚光院の襖絵、羽田空港第二ターミナルの壁画、APEC JAPAN2010の会場構成など。革新的な日本画が国際的な評価を得ている。

「2015年 『千住博全版画カタログレゾネ1988-2015』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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