神の島 沖ノ島

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  • 小学館 (2013年5月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096820810

神の島 沖ノ島の感想・レビュー・書評

  • すぐそこに八百万の神様がいそう。

  • 最近話題の沖ノ島。
    結局どんな島なの?と思い、読んでみた。

    何が写ってるのかしら、とドキドキしたのですが、特にこれと言った物は写っておらず。

    私も茂みを通って離島の神社を見に行ったような経験は何度かあるのですが、あの高揚感と妙な落ち着きを伝えたかったのでしょうか。
    この本の写真ではそれは表現できてないような。
    ただの日本の島って感じ。
    手付かずの自然があるのか?とも思ったけど、カタツムリが写ってる程度で…。

    宝物が貴重なのはわかりますが、博物館に展示されているような写真なので、これまたドキドキ感は無い。
    地面に落ちてる陶器も、割れてるからなー。こんなの子供の頃よく見つけたよね。

    沖ノ島が特別な島と言われても、他の島と比べて魅力的な様には思えませんでしたね。

    誰でもそれなりの写真が撮れる時代に、この程度の写真で本出せるのいいですね~。

  • 武図✖️20140921AS天声人語
    沖ノ島 島全体がご神体「海の正倉院」

  • 写真に力があるとすれば、専門家よりも専門知識のない一般人の方が単純に何かを感じられるのだと思います。心を揺さぶられる写真には、被写体や撮影テクニックだけでは伝わらないものが込められているような気がします。
    そういう意味では、高名な写真家の信念はそれほど複雑なものではないように感じられます。

    本書は、沖ノ島を巡る藤原新也氏の写真と安部龍太郎氏の短編が収められています。

    圧倒的な歴史を前にすると、興味以上に恐怖を感じるのは、そこに確かな人の想いががあるからだと思いました。また、己の小ささを感じ、歴史に潰される感覚からの恐怖とも感じました。

  • 宗像三女神の一柱田心姫が住まわれる沖津宮は沖の島にあります。出土品約8万点が国宝指定され、海の正倉院と呼ばれていますが、島そのものがご神体のため、入島することは困難です。そのため、写真集は貴重で、荒ぶる景色や神さびた神域を初めて拝見しました。また、この地が、そもそも巨石信仰の聖地であることを知ったのも収穫です。

  • このような島があったとは…
    子供の絵本のような版型、重い。

  •  藤原新也さんの写真+安部龍太郎さんの小説。沖ノ島の遺跡の写真などは見たことがあったけど、そういったものとは違った視点から切り取られた風景で見ごたえがあった。安部龍太郎さんの小説は…。沖ノ島で古の宗像一族に思いを馳せる感じ。小説だから史実そのものでなくてもいいんだろうけれど、宗像氏ってこんなに活躍してたのか?

  • 玄界灘に浮かぶ女人禁制の神の島、沖ノ島の姿を収めた写真集。

    巨石、神の森。

    大判写真集はやはり迫力がある。

    この島由来の器を子どもの頃に見た経験を綴った冒頭の藤原新也の文章も神秘性を高めるのに貢献している。

    一度行ってみたい。

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神の島 沖ノ島の作品紹介

八万点の国宝を伝える最後の秘境

玄界灘を航行する船は激しく揺れている。ふつうの人なら立って歩くことすら困難な状況の中、船の舳に立つ藤原新也は、足元を支えながら前方に見えてきた島影に挑んだ--。玄界灘の荒海に浮かぶ沖ノ島。島全体が御神体であり、女人禁制。一般の人の入島は厳しく制限され、一木一草一石たりとも持ち出してはいけないという掟を今なお守り続けている。入島の際には一糸まとわぬ姿となって海水で禊をしなければならないこの島は、四世紀から九世紀にかけて国家による祭祀が連綿と続けられてきた。古代人は島内に点在する巨岩巨石を磐座とし、日々祈りを捧げ続けてきた。奉納された御神宝は十数万。昭和になって初めてその全貌を現わした品々は八万点が国宝に指定され、今も多くの御神宝が島に眠っている。自然に対する“祈り”と“敬い”の並々ならぬ強度を目の当たりにした藤原新也(写真家)が幻想的な島内を撮影。直木賞受賞の作家安部龍太郎がこの地を支配した古代宗像一族の謎に迫る。

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