- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097262398
作品紹介・あらすじ
働き者だが貧乏な靴屋に、ある夜起きたふしぎな出来事。現れたこびとは、一生懸命に靴を縫って去っていきます。なぜ?どうして?との謎に惹かれながらも、なぜかぽかぽかと心温まるグリム童話のおはなしです。
感想・レビュー・書評
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「けれども、くつやは それからも、いっしょうけんめい はたらきました」
イギリスには、ブラウニーという家付きの妖精がいて、真夜中にいろいろ仕事を手伝ってくれるとか。日本には座敷童がいますね。ちょっと不思議な優しい思いやりを、ずっとずっと伝え残していきたいです。(8分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #こびとのくつや #寺村輝夫 #岡村好文 #小学館詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Y
4歳5か月
K
6歳9か月 -
ぼくにもこびとが来てほしい。恐竜の本を作って欲しい。お礼に貯金箱をあげる
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心あたたまる物語。
家事の手伝いをしてくれる妖精さんの話はヨーロッパの各地にあるようです。靴が売れるようになっても、調子にのらないくつやさんたちが良いです。 -
こびとの素朴さ。
線のやさしさがユニークで、好印象。 -
貧しい靴屋が、最後に1足分しか靴を作れなくなる。
翌日、いい靴が出来ますように、と神様にお願いして寝て起きると靴が出来上がっている。
お客さんが多めにお金を払ってくれて2足分の材料を買うことが出来る。
翌朝も2足出来上がっていて、今度は4足分の材料が変える。
倍々に増えて行って、おじいさんとおばあさんは裕福に。
そこで誰が靴を作ってくれるのかこっそり見てみると裸の小人が。
おじいさんは小人の靴を、おばあさんは小人の服をつくってやり、靴の材料の代わりに机に置いおく。
その晩、靴と服を見つけた小人は早速身に着けてみて、立派な若者に見えるからも靴なんか作っていられない、と出て行く。
それっきり、小人は姿を見せなかったけれど、おじいさんの靴屋はそれからも元気よく働いたとか。
解説に衣服をあげたら出て行く妖精の話が載っていた。
確かにそう考えると出て行くことがより自然。
なるほどと感心した。 -
名作、「こびとのくつや」です。
貧乏だけど心やさしい老夫婦のために こびと が靴を作ります。
最後は感謝の意味をこめてこびとにお洋服や靴を作ってあげた老夫婦。
こびとはとても喜びます。
不思議で素敵なお話。子供には絶対に読み聞かせたい一冊です。