おこだでませんように

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制作 : 石井 聖岳 
  • 小学館 (2008年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097263296

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おこだでませんようにの感想・レビュー・書評

  • 私には兄弟がいないし、まだ子どももいないので、この子の気持ちは実際のところ理解していない。

    でも、一年生や二年生あたりに読みきかせをしていて、ポロポロと涙がこぼれてしまう子を見かけることがある。

    小さな子どもの中で、本人も気づかないうちに膨張している我慢や葛藤を、この本と子どもの涙から教えられた気がする。

  • こどもを追いつめすぎ。ありえない。

  • 読み聞かせのために図書室から借りてきて読んだのだが、これを子供たちの前で泣かずに読めるかどうか心配である。

    一生懸命やっているのになぜかいつも怒られてしまう「ぼく」。
    怒られている内容は、実はたいしたことではないのだ。妹と遊んでいるうちに泣かしてしまったり、宿題をやる時間がなくなったり。
    友達に意地悪を言われてやり返したのがやりすぎだったり。
    ふつうの男の子がふつうにやるようなことが、全部大人の都合に合わないことばかりで、それで怒られてばっかりなのだ。

    親として読むと本当に心が痛い。いつもこんなふうに一方的に怒ってしまっている自分がいるから。
    「ぼく」の精一杯の願い「おこだでませんように」を私も忘れずにいようと思った。

  • 大人も子どもも関係なく怒られたいなんて思っていません。

    怒らないと相手に気持ちを伝えることができないのか。

    きっと、そんなことはないですよね。

    だって彼の気持ちは先生とお母さんに伝わったんですもん。

    これは大人に読んでもらいたい一冊です。

  • 思わず胸に手を当てて考えてしまった。

    子どもはその小さな身体で色んなことを受け止め、
    そして色んなことを考えていることがよくわかる。
    子どもって大人が思っているよりきっと複雑で繊細なんだよね。

    子どもは大人の所有物ではなく1つの立派な人格なんだと
    あらためて思い起こさせてくれる話だった。

  • 悪い本ではない。
    主人公の少年のようなタイプでなくても、本人にはちゃんと理由があってやっていることを大人に説明できず、叱られてしまい、悲しい思いをしている子供は多いと思う。
    でも、これは叱っている大人が読むべき本ではないか。
    もし主人公みたいな思いを抱きながら、主人公のように教師や親に理解してもらうことがない子供はどうしたらいいのか。
    自分がそんな子供だったからこそ、そう思う。
    こういう状況に置かれた子には、こんなストレートな本より、純粋に物語を楽しめる本を与えた方がいい。
    物語の中に逃げ込むことも、救いになるから。

  • 泣けます。

    小学校の教員を目指しているのですが、同じ志を持つ友人から紹介されました。
    「もしいつか担任を持ったら、ぜひ教室に置きたい。」と絶賛していたので、軽い気持ちで読んでみると…。

    1年生になったばかりの少年が主人公です。
    いじわるで乱暴な彼のことを、周囲の人たちは怒ってばかり。
    見えない彼の気持ちはだれにも気付いてもらえません。

    そんな少年が七夕の短冊に綴った、たった一つの願い。

    もし皆さんがどこかでこの本を見かけることがあれば、ぜひ読んでみてください。おすすめです。

  • 妹や友達に少し乱暴にしたり、少し間違えただけでいつもお母さんや先生に怒られる小1の男の子。
    自分が怒られるのは自分が「悪い子」だから…。
    男の子は七夕の短冊に「おこだでませんように」と書く。
    それを見た先生が男の子に先生はいつも起こりすぎていた、よく書いたわね、とほめる。
    さっそく神様が言うことを聞いてくれたと男の子は思う。
    夜、家に先生から電話が掛かってきて、お母さんも怒りすぎていたと男の子を妹と一緒に抱き締めるのだった。

    「おこだでませんように」って何かと思ったら「怒られませんように」だった。
    小1の男の子が短冊に書く願いとしては悲しいし純真だ。
    作者のあとがきを見ると、実際にそういう願いを書いた男の子がいたみたい。

  • まるでうちのことを書いてるの?と思わされる本でした。
    自分、子供を本の人物に重ね合わせてしまいいつも最後のほうでは涙が出てしまいます。

    この本はいつも子供をしかってしまい親御さんが読むと子供の気持ちが理解できるのかなぁ。

  • 読みながら、心が切なくなった。
    自分の娘をぎゅうっとしてあげたくなった。
    今のタイミングで出会えて、本当に良かった絵本。
    子供をほめることより、怒ってしまうことの方が多いと思うママ達におすすめ。

  • あかんたれの子供、怒ってばかりの大人にオススメ。

  • 七夕の日に、短冊に書く願いごと。子供が小さい頃には保育園に入り口なんかに笹が飾ってあって、ほほえましいものあり、それはお願いではなくおねだりではないのか、っていうのもあり、字がなくて絵だけのもあり…。

    こんな短冊をみたら、きっとぐっときてしまうだろうな。「もー男の子って何考えてるのかさっぱりわかんないっ」と日々愚痴をこぼしている、男の子のお母さんに、おすすめです。

    ちょっとブログにも書きました。
    http://passagevert.seesaa.net/article/155549328.html

  • これは大人(親、先生)が読んで気付くための本で、子供に読む本じゃないと思う。読書感想文の指定図書だったけど、これを読んで子供がどんな感想を書いたらいいのか、甚だ疑問。
    「七夕」が出てくるので、7月にちょうどいいと思って買っちゃったけど、たぶんもう二度と読まない。

  • 内容をよく知らずに、小学1年生の息子に読み聞かせ。
    途中で涙が出てきて、泣きながらの読み聞かせに。
    息子も同じように様々な思いを抱えながら、日々頑張っているんだなぁと。
    読み終えたあと、ぎゅっとしました。

  • いっつも怒られる男の子が七夕の短冊に書いたのが、表題の絵本。3歳息子は、男の子が真っ暗なところにうかぶ怒った顔がこわくて布団の中に隠れてるページが気になったようで、これなに?と聞いてた。
    やばーさいきんおこりすぎだなーと思うまえに、再読したい。ずっとずっとぎゅーーってしてあげたくなる本。

  • 子どもの側に立った本

  • 主人公である「ぼく」の純粋さに、思わず涙がこぼれました。作品中で素直になれない子供の気持ちに、保護者や保育者はどうやって気づくのか?というところが見所です。子供や保護者の方だけではなく、保育者やすべての人に読んでほしい一冊だと思いました。17k027

  •  この本は、第55回青少年読書感想文全国コンクールにおいて、低学年部門の課題図書に選定されました。

     「おこだてませんように」という不思議な言葉は、主人公の男の子の切実な願いでした。

     読んでいてウルッとくるような、感動する七夕のお話です。

  • 借りたもの。
    子供の怒りの根底にある苦悩、怒りの本質に気付くことができるのか――
    「子供の問題は親にも問題がある」のは本当だと思う。特に“眼に見えない影響”の方で。
    子供の怒りは、大人の怒りの乱反射ではあるまいか?

    主人公の少年は、確かに手を上げてしまうことがある。
    文章のカッコの中に書かれた本心、言葉にできないことを言葉に出すことを促せる大人であるのだろうか?
    何より絵本の最後のように、抱き締めてあげることができるのか?

    問題行動の因果関係を「自己責任」と言うことは簡単である。その動機が自分勝手なものであることを責めることも。
    しかし、余人が関わることのできない因果律がある。
    そんなものが垣間見える一冊。

  • 子どもの心が分かる本

  • 悪い子なんかじゃない。

    君は、たからものやで。

  • 絵本カフェにて。
    読友さんより末っ子ならこの子の気持ちは分からないけど
    一番上の子なら分かるんじゃない?と言われ読んでみた。
    うん、私もお姉ちゃんだから分かるよ…・゚・(ノД`)・゚・。

    家ではおにいちゃんだからと言われ我慢。
    学校でも自分の感情を上手く伝えられなくて我慢。
    誰も自分の話を聞いてくれないと我慢。
    怒られたくないのに……
    我慢して…
    そして頑張ってるおにいちゃんはいい子だよ。
    これは子供より親が読んだ方がいいと思う。

  •  経験談だが、1歳になるかどうかのわが子に風邪薬を飲ませようとした時のこと。「お口、あーん」と言った私に、これ以上ないくらいの大きな口をあけて、私をまっすぐに見つめてきた娘の顔を思い出す。ふと、これが毒であっても、この子はこうして口をあけるのだろうな、と思った。子どもは、親(大人)の言うことを全力で受け止めて、微塵の疑いも持たず、全力で信頼を寄せてくるのだ。この子にいい加減なことはできない!と、愛しさと親の責任を強く感じた瞬間だった。
     この本の主人公の男の子は、とても素直な子で、親や先生の言うことをそれこそ全力で受け止めている。親や先生に喜んでもらいたい、ほめてもらいたいのだ。しかし、結果だけを見れば、言いつけ通りではないことばかり。この子の、大人への素直な信頼やメッセージを、周囲の大人たちは結果に気を取られて、きちんと受け取れていない。この子の上手くいかなさ感と、この子自身の気落ちしている感が切ない。
     この子の思いに気付いた時の大人たちの涙は、反省でもあろうが、この子の素直さやあるがままの存在を守っていこうという決意のようなものにも思え、私の読後感は厚みのあるものとなった。
     人は単純ではない。丁寧に接していきたいものだとつくづく思う。

  • 「この子が大人になったときに困らないように」

    そういう気持ちで、子どもに注意をする。
    少しでも助けになればと思っている。

    だけどふと、本当にこれは子どものためになっているのか、
    ただ追いつめているだけなんじゃないかと思う時がある。

    怒ると叱るは違うという。
    ほんの少しの言い方で子どもの反応が劇的に違ったりする。
    それを頭ではわかっているけれど、
    ついカッとなって、声が荒々しくなったりする。

    子どもが読んでくれたのだけれど、
    あの子の気持ちを代弁しているみたいで泣けてきた。
    自分で読んだときは全然大丈夫だったのに。
    自分への戒めになった。

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おこだでませんようにの作品紹介

ぼくはいつもおこられる。いえでもがっこうでも…。きのうもおこられたし、きょうもおこられている。きっとあしたもおこられるやろ…。ぼくはどないしたらおこられへんのやろ。ぼくはどないしたらほめてもらえるのやろ。ぼくは…「わるいこ」なんやろか…。ぼくは、しょうがっこうににゅうがくしてからおしえてもらったひらがなで、たなばたさまにおねがいをかいた。ひらがなひとつずつ、こころをこめて…。

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