- Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097264170
作品紹介・あらすじ
ボタンのプッチとエリちゃんの心温まるお話
ここはボタンのお店の引き出しです。ボタンたちは、どんな未来が待っているのか期待に胸をふくらませています。ちいさなお花のかたちをした「プッチ」もそんなボタンのひとつでした。ある日、プッチの旅立ちが訪れました。
プッチはエリちゃんというかわいい女の子のスカートにちょこんと付けてもらいました。それからはいつでもどこでもエリちゃんと一諸、エリちゃんがどろんこになればプッチもどろんこになりました。ところがある日「このスカート、エリちゃんには小さくなったわね。捨てるしかないかしら」というお母さんの声。「捨てる!」
プッチは驚き悲しみますが、どうすることもできません。もうエリちゃんのそばにいてやさしい声を聞くことも、楽しく遊ぶこともできないのでしょうか・・・。
【編集担当からのおすすめ情報】
2007年度「おひさま大賞」童話部門の最優秀賞作品です。作者のあさのますみさんは「浅野真澄」の名前で声優さんとして大活躍の方です。「おひさま大賞」へは職業は伏せて応募されました。絵は、絵本界のノーベル賞ともいわれる「リンドグレーン賞」に輝く、日本を代表する絵本作家、荒井良二さんです。
感想・レビュー・書評
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やさしく可愛らしいお話でした。
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「おひさまのかおりがするやわらかいうでのなか」
荒井良二さんの温かな絵がファンタジーの世界へと誘ってくれる。#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ちいさなボタンプッチ #あさのますみ #荒井良二 #小学館 -
おひさま大賞を受賞した原作に荒井良二さんが絵をつけた作品。うらやましいほどにかわいいプッチとエリちゃんのあまずっぱいやさしい時間が荒井さんのカラーで描かれていた。ボタンの箱の中みたいな絵本。
小さな頃に大事にしてた物との出会いと別れというテーマは大人心にキュンキュンしちゃうんだよね。 -
ボタン屋さん行くの楽しいですよね。でも、お気に入りのひとつを見つけるまでずいぶん時間がかかります。
私だったら 洋服を着なくなっても、はずして使うだろうなって思います。そんな大切な ボタン探しを続けます。 -
図書館で借りて読み。
おすすめ本か何かだったので予約して借りたのだが、作者の名前を見て、「あさのますみ…浅野真澄…ええ!ああ!そういえば!」となった。
私はちょっと前、ライトな声優オタ(声オタ)で、アニラジや声優ラジオをよく聞いていたのだが、その中で浅野真澄(声優)がこの作品について話していたのだった(この本は2010年の本)。ラジオでのはっちゃけた人柄と、文筆家としての一面と、声優としての演技(今3歳児Aが「Go!プリンセスプリキュア」のキュアマーメイドにハマっていて「キュアマーメイドになりたい」といっているのだが、お嬢様で生徒会長、清く正しく美しくのキュアマーメイドの声優が浅野真澄なのである…)と、多才な人だなあと思った。
本の内容としては、女子心くすぐるすてきな内容で、3歳児Aに読んでいたら、部屋で別のことをしていた8歳児Fもすすすーっとやってきて、二人で聞いてた。後で8歳児Fは自分で読んでいた。
荒井良二の絵がかわいくてよい。 -
手芸の得意なお母さんでよかったね、プッチ♪
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花の形ボタン、エリちゃん
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ぼたんにも、いろいろある。