いつか帰りたい ぼくのふるさと: 福島第一原発20キロ圏内からきたねこ
- 小学館 (2012年11月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097264903
作品紹介・あらすじ
あの日、すべてがかわってしまいました。いくらまっても、だれも帰ってきませんでした。そして、ぼくは、いま、ふるさとを遠くはなれて、東京でくらしています。このお話は、ぼくと家族の物語です。
感想・レビュー・書評
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福島原発の近くに住むネコのキティが主人公の2011年3月11日の本当にあった物語。
いつか、読み聞かせボランティアの時に小学生のクラスで読みたいと思っているのですが、何度読んでも涙が溢れてしまい、しっかり最後まで読む自信がないのでまだ読んでいません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もとにいた場所に帰れなくなったネコちゃんのことを思うと、とても胸が苦しいです。動物だって、人間と同じように、住み慣れた場所で生活するのが心地よいはず。
震災はたくさんの犠牲者が出て、本当に大変な出来事でした。ニュースでとりあげられるのは、もちろん人間のこと。でも同時にたくさんの動物たちも被害を受けていることに改めて気づかされました。
視野を広くもたないとダメだなと改めて思いました。 -
ねこを飼ってます。。。。。。。。
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2014年3月5日
<Kitty's Journey from Fukushima>
ブックデザイン/スタジオ・ギブ川島進
MAPイラスト/カシマ チカコ -
☆4.3
心の奥にずーんとくる実話。この本に出てくる猫、キティは幸運だったけど、置いていかれた動物やペットの中には死んでしまった子も多いんだろうな...。 -
賛否両論といった感じ。
こういう現実もあるということで受け止める。 -
カテゴリは迷いましたが、絵本に。
本の帯コンクールの中学年の課題図書。はたして小学3年生に、「原発20キロ内」の重い意味がどこまでわかるのか心配しつつ、説明しながら紹介しました。フクシマのことはともかく、ペットを含めた家族がバラバラにならざるをえなくなったこと、ボランティア団体などの力で助けられている動物がいること、はわかってもらえたようです。大きくなってから思い出してもらえたら。(i44)