雑木林の一年

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 49
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097265429

作品紹介・あらすじ

雑木林は、人がつくる生き物の宝庫だ!

「人と自然のつながり」をテーマに、生き物を描き続ける著者。昨年3月に発売した自身初の絵本『田んぼの一年』に続く、第2弾の登場です。
この本は、『田んぼの一年』と同様、雑木林を定点観測し、それぞれの時期に現れる生き物や人々のようすを、歳時記のように、紹介します。またその時期のトピックを、「かわら版」と銘打ち紹介します。著者の自然に対する愛情の大きさが、あたたかいながらも視点の鋭いイラストに現れています。
全体の構成は、パノラマ絵本+生き物図鑑+林の文化 です。
雑木林を1年間定点観測し、各月の雑木林の作業や、林内に出てくる生き物、地下で育つ幼虫、そして奥の民家のまわりで繰り広げられる人間のドラマが、ひとつのイラストの中に展開されます。
また、各月のトピックを、パノラマ絵本の欄外に「かわら版」として紹介。巻末には、雑木林の文化や仕事カレンダー、クヌギの一生、など資料的情報も満載し、見て楽しい生き物インデックスも掲載しました。



【編集担当からのおすすめ情報】
独特の暖かいタッチで生き物を描き続ける著者。実はイラストを描くだけでなく、実際に田んぼや自然の保全活動もされていて、生き物の話になると止まらなくなってしまう、熱い方です。そんな著者が描く生き物は、やはり愛情がたっぷり込められています。小さいながらも、細部にこだわったイラストは、大人でも一見の価値ありです。

感想・レビュー・書評

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  • 絵本でもあり、人と暮らしと身近な森について知ることができる教科書のような一冊です。生態系(せいたいけい)ってなーに?春夏秋冬、森と動物の関りだけでなく、人の暮らしと森の生活歴について知るきっかけに。絵も解説もたっぷり!(ちいさな帆)

  • 学校の図書室にての読了絵が豊富で分かりやすく色々な情報が知れてとても面白かったです。

  • 分類はきっと林業。
    森の「生き物」でもいいかもしれないけど、多分林業。
    林業について調べるときや、しいたけの作り方について調べるときに役に立ちます。
    もちろん、森・林にすむ生き物調べにも。

    探す本の要素もあるので、普通に読んでも面白いと思います。
    多人数への読み聞かせには向かない。

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