- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097265788
作品紹介・あらすじ
かわいい「ほこほこ」たちが、廃校で大騒動
100年以上も前に廃校になった小学校。誰もいないはずなのに、チャイムが鳴っています。キーンコーンカーンコーン。そこにいたのは人間ではなく、なんとほこりのおばけの「ほこほこ」たち。何年も積もったほこりがつむじ風で舞い上がり、おばけになったのです。
今日の授業は大好物のフルーツゼリー作り。みんなで材料を集め、大きなプールで作ったゼリーはどうなったかというと…?かわいいほこほこたちが巻き起こす大騒動。
【編集担当からのおすすめ情報】
この作品の特徴は、やはりこのかわいい絵!廃校となった小学校を舞台に、とってもかわいい「ほこほこ」たちが、ところ(誌面?)狭しと大さわぎします。
2014年にオリジナル絵本のデビューを果たし、今ノリにノっている2人組の絵本作家ユニット、ザ・キャビンカンパニーの最新作!そしてなんと、この物語の舞台となった廃校のモチーフとなったのが、この二人のアトリエ。実際に、大分県の廃校を改造して、アトリエとして使用しているのです。
それだけに、この1作は思い入れのある作品となりました。ぜひ、「ほこほこ」と、ザ・キャビンカンパニーを、今後ともよろしくお願いします!
感想・レビュー・書評
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ほこりが主人公。廃校舎のさまざまな場所から生まれた個性あふれるほこりたちの絵本。
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2023.9.7 2-2
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ほこり⁉️と思ったものの、多彩な色使いと非常に繊細なタッチで描かれた、とても綺麗な絵です。各所に隠されたコッソリと居るあおむしを探したり、ホコホコそれぞれの名前を覚えたり、どの果物食べよう?と遊んでみたり、とても楽しい絵本でした。「ほこほこ」という可愛らしいネーミングもあってか、子どもは大のお気に入り絵本になりました。
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学校のプールを使ってのゼリー作り、豪快だなぁ(笑)みんなの夢だね♪
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表紙を見た2歳10ヶ月の息子も「これよみたい」とリクエスト。まだ2歳なので読み始めは〈がっこう〉や〈ほこり〉がピンときていない様子だったが、ゼリーという単語に一変。「ゼリー!?」と目を輝かせ、彼の“ほんきじるし”が点火。つまみ食いや甘いものに執着するほこほこぶーが息子に重なってしょうがないw
ほこりのおばけとゼリーを結びつける発想がすごいなぁ。夢があって、フルーツゼリーの誘惑に負かされるおいしい絵本だった。 -
作者ご夫婦は、大分県の廃校をアトリエに改装して活動されているそうだ。
実生活を交えて描かれた楽しい絵本に作者さんの想いが伝わってくる。 -
絵が好き。お話の内容もかわいい。