いちにちパンダ

著者 :
  • 小学館
4.15
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本棚登録 : 308
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097266426

作品紹介・あらすじ

動物園でのユーモラスな一日

パンダが大人気の動物園。ある日、パンダが風邪をひいてしまいました。
さあ、大変!
困った飼育員は、トラに「いちにちパンダになってくれ」と頼みます。
「そんなこといわれても~」
こまったトラに、飼育員は、あるものを差しだしました。
さ~て、どうなるのでしょうか?

注目されるのって、誰でも気持ちが良いもの。お調子者のトラのユーモラスな一日は、何度読んでもクスッと笑ってしまいます。人間心理を描いたふか~い絵本です。



【編集担当からのおすすめ情報】
読み聞かせイベントで、とても人気があり、繰り返し語られたお話をもとに絵本化しました。わかりやすいシンプルなお話ですが、「注目されたい!」という人間の心理を描いたふかいテーマが隠れています。
小さい子どもから楽しめて、読み聞かせに最適です。

感想・レビュー・書評

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  • パンダに人気が集中して、暇だった動物園。ある日風邪をひいたパンダの代役を、虎が着ぐるみを着て務めることになった!という爆笑のお話です。案外バレないものなのかな、と思っていたら、なんと! ハプニングにも笑いました。
    名物がいる動物園に行っても、すべての動物をしっかり見よう。水族館や植物園もね!

  • 〝此処はパンダが大人気の動物園。パンダ以外の動物は、いつも暇を持て余しています。虎の寅太郎もその一人。ある日、パンダが風邪をひいてしまい、さあ、大変! 困った飼育員は、寅太郎に「一日パンダになってくれ」と頼みます。「そんなこといわれても・・・パンダになんて、なれっこないよ」...そこで飼育員が差し出したのは、パンダのゆるキャラでした!〟・・・お調子者の虎のパフォ-マンスが、子どもたちに大うけ!失敗しても何のその、大喝采の動物園絵巻です。

  • 可愛らしい絵、パンダが風邪になって、トラが代わりにという発想が面白い。とてもユーモアのある絵本です。

  • 2歳10ヶ月。何度も「よんで〜」と持ってきます。

    トラがパンダになるなんて(笑)
    トラがパンダの着ぐるみを着るところから、子供はゲラゲラ笑っています。

    オチも面白くて、最後まで笑わせてくれました。
    子供だけでなく親も楽しめました。

  • 2歳8ヶ月
    図書館貸出

    とても気に入ってる。大人が読んでも面白い。「あ…」のページで毎回笑ってる。オチはまだちょっと理解出来てないかも。
    文章量が少ないので、覚えてかいつまんでだけど自分で読むくらい気に入っているみたい。

  • トラだって、たいがい人気者だと思うんだけど。パンダの身代わりになって、結果人気者になるトラ。それが今度はカバになるらしい。この方法だと、動物園は全て人気者の動物ばかりになるに違いない。ていうか、カバだって人気者ですよ、間違いなく。娘も動物園大好き、パンダ大好き、楽しそうに聞いています。(2歳9ヶ月)

  • 注目されたいトラが張り切るのが面白い!
    確かにパンダには世間は熱狂的だものね。

    人が何かに注目する気持ちって自分勝手で結構いい加減だなと思った。

  • パンダ以外が暇な動物園でパンダが風邪をひいてしまい、トラのトラたろうがパンダの着ぐるみを来て出ることに。
    サッカーをやってマスクが取れてお客さんにばれてしまうけれど、サッカーの出来るトラということで人気に。
    パンダとトラ以外は暇な動物園に。
    そして、最後、カバのもとにトラが風邪をひいたと駆けつける飼育員の姿が。

    パンダ以外は人気がなくて暇ってのはよくあるけど、暇と言い切ってしまう部分が面白い。

  • お休みのパンタに扮装したトラ。
    すぐにバレてしまうだが、ひょんな事からトラも人気者に…。双子のパンダが産まれて、寅年。今年中にあちこちで読みたいなぁ〜

  • 「とらたろうは すっかり にんきものになっちゃった」

    (4分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #いちにちパンダ #大塚健太 #くさかみなこ #小学館

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著者プロフィール

1976年、埼玉県出まれ。おはなしを手がける絵本作家。絵本作品に『うごきません。』『おにゃけ』『でんにゃ』(以上、パイインターナショナル)、『いちにちパンダ』『ワニはどうしてワニっていうの?』(以上、小学館)、『おやつトランポリン』(白泉社)、『フンころがさず』(KADOKAWA)、『ちんあなごのちんちんでんしゃ』(講談社)など。

「2023年 『にんじゃ シジュウカラのすけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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