はじめてのオーケストラ

  • 小学館
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本棚登録 : 346
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097266716

感想・レビュー・書評

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  • はじめてのオーケストラ
    2016.11発行。字の大きさは…中。

    この絵本は、小学1年生になった女の子が、パパが指揮者を務めるコンサートを初めて聞きに行った感動の物語です。

    物語は、みーちゃんのパパが指揮者を務めるオーケストラのコンサートを、小学1年生になって初めておめかしして母と一緒に聞きに行きます。演目は、「歓喜の歌」で有名なベートーベンの「第九」です。

    みーちゃんは、
    その音を たぐるように 耳を すますと……
    楽器の音が 次々に 加わっていきます……
    引き込まれるように 音を追いかけると……

    みーちゃんは、椅子に座ったまま
    心が 躰が 音に合わせて踊り……
    うっとりと目を閉じ 聞き入り……

    そして楽団員が「歓喜の歌」を歌いだすと……
    みーちゃんの躰がぞくぞく、ぞくぞく……とします。
    終わると会場から、鳴りやまない歓声に包まれます。
    みーちゃんの感動が伝わって来ます。
    佐渡裕さん、はたこうしろうさんの本を読むのは初めてです。

    【読後】
    オーケストラのコンサートを聞いたことがない私ですが、歓喜の歌が聞こえてくるようです。
    なお、多くのクラシックコンサートでは、まだ小学校にあがっていない未就学児童はホールに入ることが出来ません。
    2021.03.11読了

  • 佐渡さんの絵本ということで。
    自分のオーケストラデビューはいつだったか。
    なんだか懐かしい気分になった。
    全体的には、ちょっと説明っぽいところもあったけれど、第九の音楽描写が素敵だった。
    はたこうしろう、結構好きだなあ。

  • 20201209
    初めてのオーケストラコンサートに行く、女の子の話。
    実体験から出た話のようで、身近に感じられた。
    絵も素敵だし、ワクワクドキドキが伝わってとても良かった。

    男の子の話は外国の絵本であったので、それも読みたいなぁ。
    (そっちを探しててこの本に行き当たったのだけど)

  • 指揮者の佐渡裕さん(の娘さん)の体験を絵本にしたもの。1年生になって、はじめてオーケストラのコンサートに行く。
    眠っちゃってもいいんだけど、イビキはご遠慮ください、
    お腹がならないように食事をしてから行ってください、
    パパはベストを尽くします、1年間あなたが元気ではじめてのオーケストラで第九を聞けるのがパパはうれしいよ・・・

    佐渡裕さんの家族のあたたかい様子がとてもいい。
    はじめてのコンサート。

    うちの娘の時も、はじめてのコンサートは第九だった。ちょっとオシャレして、コンサート会場では「まあ、可愛い小さなお客さん」と周りの人をほっこりさせ、でも途中で眠ってしまい・・・

    佐渡さんの娘さんはきちんと音楽を聞いて、感じている。

    もっとオーケストラの蘊蓄が主体の本かと思ったけど、7ではなく絵本に分類。

  • ・絵本。
    ・はじめてクラシックコンサートに行くみーちゃんが愛らしい。
    ・絵がきれいでかつ音楽の雰囲気は出ています。

著者プロフィール

指揮者、トーンキュンストラー管弦楽団音楽監督

「2017年 『棒を振る人生 指揮者は時間を彫刻する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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