オニのきもだめし

  • 小学館
3.72
  • (12)
  • (21)
  • (21)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 384
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097267157

作品紹介・あらすじ

オニふたりのくら~い夜道の“きもだめし”

ある晩、ふたりのオニが夜道を歩いておりました。
そこに、ゆうれいやろくろっくびがあらわれて、オニたちをこわがらせます。やっとのことで家にたどり着いたふたりのオニに起こったおどろきのできごととは!?
こわがるオニと、次から次へとあらわれるおばけたちのやりとりが軽妙で楽しい“岡田ワールド”全開の絵本です。




【編集担当からのおすすめ情報】
つぎつぎとおばけに出くわした時のオニたちの豊かな表情がおかしくもあり、いとおしくもあり・・・。最後のオチにも、意表を突かれます。
そして、ページにかくされたおもしろネタも、みつけて楽しんでくださいね。
「オニ」「おばけ」「きもだめし」とこわい要素が盛りだくさんのはずなのに、関西弁で話すふたりのオニの掛け合いが小気味よく、とにかく楽しめる絵本です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 具体的なコンビ名は思い浮かばないけど、これ漫才方式だな。

    まず設定を会話口調で捲し立てる。
    危惧が現実になる。
    心機一転。
    だが、無駄。逆にフィーバー。
    そしてオチに流れ込む。

    素晴らしい。

  • オニのふろめぐりを読んで、子からリクエストされて図書館で借りてきた絵本。

    きもだめしのタイトルからこわいかと思っていたけど、コミカルな感じで、子はケラケラ笑いながら聞いてました。

  • 2人のオニが夜道を歩いていると、次から次にお化けが出てくる
    2人は怖くて怖くてお化けから逃げながら、村へ急げ急げ
    大阪弁が軽妙です
    読み聞かせ時間は5分くらいです

  • 子供にウケる事間違いなしの一冊!

    強い・怖いといったイメージの鬼ですが、
    本書に登場する鬼2人は怖がり屋。

    しかも関西弁で夜、子供たちに読んだら笑って寝なくなってしまいました。

    就寝前にはあまりおススメできませんが、
    怖がっていたり、泣いたりしているときには
    この本を読めば笑顔が戻ってくると思います。

    おススメです!

  • 6歳息子。
    だんだん一人で本を読むようになってきたので、感想基準変更しました。主に親が選んだ作品を図書館から借りてきています。

    6歳0ヵ月

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他 

    息子大好き「オニ」ネタ。
    本作品はオニがオバケにあっておびえる話。
    大好きなオバケがたくさん出てきて、ずっとにやにやしていました。
    オチはいまいち理解できていないみたい。

  • 怖がりな2匹の鬼が、夜道でお化けたちに驚かされる、という絵本。4歳の娘は、最初はお化けの絵を怖がっていたものの、実際に話を読み聞かせてみると、全然怖くなかった、とのこと。

  • オニがおばけを怖がるという斬新な設定にまずウケる。しかもナップサック持ちw関西弁がまたいい味を出している。
    気になるオチは…フフフッ落語みたいw

  • 終電を逃した赤鬼2人が世道をこわごわ歩く。
    肝試しのコースだったためいろいろなお化けが出てくる。
    ガイコツ、ろくろ首、一つ目、のっぺらぼう…。
    家に着いた赤鬼は青鬼になっていたのだった。

    相変わらずの関西弁の文章が笑える。

    「あかおにも おばけがでたら あおうなる」
    と最後に言いたかっただけの絵本のような気もする。

  • 8歳7ヶ月の娘
    5歳7ヶ月の息子に読み聞かせ

    オニのシリーズ
    関西弁で笑わせてくる

    子どもたち大ウケ

  • 赤鬼たちが夜道をこわごわ歩いていくと、オバケが次々現れて真っ青!
     鬼だって怖いものは怖いんだな

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大阪府出身。愛知県立芸術大学油画科卒業。
保育所などに勤務後、絵本作家としてデビュー。
作品に『特急おべんとう号』(福音館書店)『ちくわのわーさん』『うどんのうーやん』(ブロンズ新社)『すすめ! かいてんずし』(ひかりのくに)『だいこんさん おふろに はいる』(PHP研究所)『そうめんソータロー』(ポプラ社)『オニのふろめぐり』(小学館)『おにぎりに はいりたいやつ よっといで』『サンドイッチに はさまれたいやつ よっといで』(佼成出版社)『おせんべいわれた』(出版ワークス)ほか多数。

「2021年 『どせいじんくん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡田よしたかの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×