日本名作おはなし絵本 つるのおんがえし

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著者 : 礒みゆき
制作 : 黒井 健 
  • 小学館 (2010年11月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097268932

日本名作おはなし絵本 つるのおんがえしの感想・レビュー・書評

  • 雪の降り始めのころ、罠に掛かった鶴を助けてやると、雪のすっかり積もったころに娘がやって来る。
    3日掛けて織った布は殿様に買われ、もっと織って来いと言われる。
    今度は7日掛かるが決して覗かないように、と納戸へ籠る。
    糸もないのに、素晴らしい織物を織るとはどうなっているのだろう、と疑問に思い覗いてしまう。

    現実的な好奇心。
    納戸、と明記してあるのも珍しい。

    今風の可愛らしい絵ではなく、昔ながらという画風。

  • さらに情けなく思った事は、( ;´Д`)

    あたしも与表の顔を見ようという気すらおこっていない事でした。
    なのに私はなんて馬鹿なんでしょうか。
    アノ人のために、
    あたしは旗を織ったのです。
    あたしは旗を織っていたのです。
    あたしは旗を織っているのです。
    今でも応援しているのです。
    そう、今でも、…
    (^.^)



    頑張ってあなた。
    頑張って。
    いつかまた会える日が来るまで
    ねぇ、
    あなた
    頑張って。

  • 何回読んでも、しんみりした感動がこころをつつみます。
    こういう話にとってもよわいのです。。
    すきな人になにかしてあげたいというつるの想い。
    そしてその切ない想いが、人間の欲によって、
    からまり、交差していく。
    おねんねの前に子どもに読んであげたい珠玉の日本童話。

  • 傷ついた1羽の鶴を助けた若者のもとに、一人の若いむすめが訪ねて来た。雪の降る中、道に迷ったというので泊めてやるが、むすめはそのまま、わかものの嫁となった。貧しいながらも幸せな毎日。ある日、むすめは、納戸ではたを折るから、決して覗かないようにと言う。3日かけてできた織物はすばらしいものだった。殿様に千両で買われて、しかも、もっと織ってほしいと言われる。はたを織ると痩せてゆくむすめだが、わかもののために、7日かけて納戸にこもった。わかものは、決してのぞいてはいけない、と言われたにもかかわらず、つい納戸をのぞいてしまう。そこには、鶴がはたを織る姿が。むすめは、いつか助けてやった鶴であったが、本当の姿を見られたために、もうわかものとは一緒にいられないのだ。雪の中で、泣きながら去りゆく鶴をみつめるわかものだった。


    オーソドックスなつるのおんがし。
    木下順二のものほど、人間の心理描写はしていないが、読み聞かせにはこれらいがいいのでは。

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日本名作おはなし絵本 つるのおんがえしの作品紹介

ゆきのふる、さむいよるのこと。いろの白いうつくしいむすめが、わかもののいえにやってきた。ふたりはやがてふうふとなり、まずしくともなかよくくらしていた。そんなある日、むすめが、「けっしてのぞかないでください。」といって、なんどにこもり、はたをおりはじめるが…。つるの伝説から生まれた、美しくせつないおはなし。

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