一休さん (日本名作おはなし絵本)

著者 :
  • 小学館
3.67
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本棚登録 : 268
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097268949

作品紹介・あらすじ

一休さんは、とんちがとくいなおてらのこぞうさんです。あれやこれやのもんだいを、とんちをきかせてかいけつします。あかるく、かしこく、そしてこころやさしい一休さんのゆかいつうかいなとんちばなし、はじまりはじまり。

感想・レビュー・書評

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  • 6歳からおすすめ。
    絵が可愛らしい。
    語彙は少し難しめ。
    「とんちって何?」と子どもたちに質問されましたが、回答は難しい。

  • 息子7歳12か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム◯
    その他

  • 一休さんのとんち話が4つ入っています
    とんちで一休さんはどう解決していくのかな?

    読み聞かせ時間は7分ちょっと

  • 読みやすくて内容もはいりやすい
    こんな機転をきかせたいなー

  • 「はしではなく まん中をわたってきました」

    実在の禅僧一休宗純をモデルにしたとんち話です。自由で人間味あふれる生活を送り、いつも貧しいかっこうをして、仏教で禁じられていた飲酒や、魚を食べるなどの殺生もしたという。厳しい修業より、権力と結びつくなどして形だけになっていく仏教界への反抗。純粋で潔癖、うわべだけを飾ったり、見かけだけの善意は徹底的に嫌った一休。好きだなあ。(8分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #杉山亮 #長野ヒデ子 #小学館 #日本名作おはなし絵本

  • 「とんちってなあに?」娘に聞かれ、あわてて辞書をひくわたし!(焦)とんち話5本を楽しめる絵本「一休さん」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    かわいい一休さんの表紙が印象的な、こちらの絵本。
    章として区切られてはいませんが、この絵本には有名な「このはしわたるべからず」や、「屏風の虎」を含む5つのとんち話が書かれています。

    4つ目のお話で一休さんさんは、となりのお侍から、「(お侍の)手のなかにあるスズメが、生きているか死んでいるか当ててみろ」と迫られます。
    一休さんのこたえに、してやったりと喜ぶお侍。
    しかし一休さんがどうしてその答えを言ったのか、読み手にだけはそっとわかるようになっています。

    その答えを知ると、一休さんのとんちは、決して意地悪のためにあるものではなく、そこに相手を助けようとする優しさがあるから、こんなに心がホカホカするのだな、ということが、よくわかります。
    同時にお侍の意地悪さ、自分勝手さも際立ち、お侍とおなじオトナとしては、このお侍を反面教師にしなければと改めて思うとんち話でした。

    一休さんを知らない子どもたちの入門絵本として、とてもオススメなこちらの絵本「一休さん」。
    小2の娘に読み聞かせをしましたが、読みはじめてすぐ、「ねえねえ、とんちってなに?」と聞かれ、うまく説明できず焦りました(笑)
    読み聞かせる前にまず、「とんち」について、子どもがわかるように説明できるようにしておくことを、オススメいたします。

    【とんち(頓知)(頓智)】
    とっさの場合にすばやく働く知恵。機知。
    (コトバンク、大辞林より引用)

  • 一休さんは、頭がいいな。

  • 一休さん、あたまいい。ほんとうにいた人だとおもわなくて、おどろいた。きょうとにいきたくなった。

  • 一休さんの有名な話がコンパクトにまとまっている。

  •  「このはしわたるべからず」の話や虎退治の話など、一休さんのとんち話。

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著者プロフィール

杉山亮(すぎやま・あきら):1954年東京生まれ。76年、都の公立保育園の第一号男性保育者として伊豆諸島の利島保育園で働く。以後83年まで各地の保育園、幼稚園に勤務。30歳のときにおもちゃ作家へ転身。「おもちゃいろいろ・なぞなぞ工房」を主宰する。現在は山梨県北杜市小淵沢の高原で児童書の執筆をして暮らす。主な著書に『子どものことを子どもにきく』(ちくま文庫)、『あなたも名探偵』シリーズ(偕成社)、『たからものくらべ』(福音館書店)、『青空晴之助』『児童書作家の思いつき』(仮説社)などがある。また、ストーリーテラーとして「ものがたりライブ」というお話会を全国各地の図書館、小学校で開いている。

「2023年 『子どもをおいて旅にでた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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