おぢさん

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制作 : Raymond Briggs  レイモンド ブリッグズ  林 望 
  • 小学館 (2003年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097270669

おぢさんの感想・レビュー・書評

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  • 本編の前に置かれた中国の諺「魚と珍客は三日おけば臭う」。少年ジョンの部屋に突然現れた小さなおぢさん。最初はせっせと世話をやくけど、だんだん重荷になってくる。少年の家はちょっと味気ない生活ではあるが十分に恵まれている。それに引き換え、おぢさんは働くことも出来ないし、誰かに世話してもらわないと生きていけない。でも人権は誰にもある。皆一人で生きてるつもりでも、赤ん坊の頃や病気やケガをした時、戦争や天災にあった時、老いた時は人の世話になるのだ。三日おいて臭くなった頃に、そこら辺の事を改めて考えろと言うことか。

  • ブリッグズの本、というだけで衝動買い。

    つい先日、メアリー・ノートンの『床下の小人たち』を読んだので、小人つながりで再読しました。初読の時は何気なく読み流していましたが、『おぢさん』本文中に「拝借さん」に関する記述を発見してニヤリ。ああ、やっぱりそうだったんだ。

    常に「貸してもらってる」という謙虚な気持ちを忘れずに生きていきたいものですが、いざ貸す側に回ると「貸してやってる」なんてとんでもない勘違いをしちゃいがちなんですよね。
    そんな自分自身に対する戒めの書でもあります。

    あー、マーマレードをたらふく食べたい。

  • 図書館の絵本コーナーにありましたが、大人向け。
    小人のおじさんが、いきなり部屋に現れて、その世話をする少年との交流。
    保護者と被保護者の関係って難しい。
    例えば、障がい者やホームレスを「かわいそう」と上から目線で世話をするのか・・・といったことを考えさせられる物語です。
    おぢさん、どこへ行ったのかな・・・

  • ある日、少年の部屋にとつぜん現れた小さなおじさん。
    少年はおじさんに食べ物をあげ、服をつくってあげ、 秘密の生活が始まるのですが・・・。
    人と人がわかりあうことの難しさを問いかける作品。

    『スノーマン』のブリッグズのやわらかい色合いの温かい挿絵と
    林望先生の細かいニュアンスを見事に表した訳が素晴らしい。
    (何よりタイトル The Man = おぢさん このセンス!)
    大人にはちょっと苦い人生の機微を感じさせる作品。

  • イギリス

  • 2012.7.16.mon

    【経路】
    図書館。

    【感想】
    辛口絵本。綺麗事言わない本。
    じぶんを人間と見なさずにペットとしか見ていないじゃないかとヒネるおぢさんに対して、ちいさいことを売りにして人を食い物にするとこどもが反撃する。
    何かしてあげたいこども。
    素直にそれを受け取れなくてコンプレックスから横柄な態度をとってしまうおぢさん。
    働きたくても働けない、いつになったらおれたちの時代になるんだと悲観するおぢさんの描写が印象的。
    最後の手紙でやっと素直になれる。

    【内容メモ】
    ちいさいおぢさんが3日間居座るはなし。

  • おぢさんが結構やなやつなんだけど憎めなかったりすごく愛しくなる。
    かわいらしい妖精とかよりよほどラストが切ないんじゃないだろうか。
    おぢさんという訳題はいいね☆

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おぢさんの作品紹介

ある日、少年の部屋にとつぜん現れた小さなおじさん。心やさしい少年は、おじさんに食べ物をあげ、服も作ってあげて、二人だけの秘密の生活がはじまるのですが…。人と人とがわかりあうことの難しさを問いかける話題作です。

おぢさんのハードカバー

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おぢさんのカセット

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