- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097272199
感想・レビュー・書評
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出会いって不思議
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こういう話、好きな人いるよね。私はあまり・・・絵本にしてはボリュームがある。絵は楽しかった。
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必ず右に曲がる癖の男と、必ず左に曲がる癖の女がいた。
実はこの2人、アパート部屋が隣同士だったが、お互いの癖のせいで会うことはなかった。
出会うはずのない2人だったが、丸い噴水の周囲を歩いていて遂に出会う。
楽しい時間を過ごし、連絡先を交換するも、生憎の雨で互いに連絡先が消えてしまう。
待てども待てども連絡は来ない。
すんでのところですれ違うものの、出会うことはなかった。
それならここを引き払って新しい生活を始めようと、街を出る2人。
丸い道の先のバス停で2人は再び出会う。
それからは2人は互いに見失うことはなかったのだった。
運悪くすれ違ってばかりの二人。
実際に隣に住んでいてこんなことがあったら面白い。
人ごみの中から2人を探すページはさがしものみたいでもあった。 -
ほっとした。
めでたしめでたし。 -
なんか一回読んだ記憶があるんだよね。
でも借りちゃったけど。なんかもっと大判で読んだ記憶が
あるのはなぜだろう。
この絵本は台湾在住の絵本作家さんで、この絵本をもとに
金城武が主演で映画化されてた記憶があります。
当時観たかったけどいまだに観ていない…。
右に行く癖のある男
左に行く癖のある女
めぐり逢うはずがない二人が…
短い文章と絵だけどひとつの短い小説を読んでいるような
そんな絵本です。 -
もしも、それがなかったら。
昔から考えていたことなのだけど、
たとえば、死ぬ直前とか死んだあととかに、
生きてたころのことを教えてくれないかなって。
たとえば、神様はカメラを持っていて、
一人一人を映し続けている。
そして、ぼくが誰かと出会ったりする、
その前に、実は、もっと前にすれ違っていました。
あんなところで、こんなところで。
そんなようなことを、
教えてくれないかな。
なんてことを考えたりしてる。
そして、ぼくが右を行ったとき、
左に行った君が、どこに向かったのかを。
そんなようなことを、
いつか教えてくれたら、うれしい。
左に行った君の、
メールアドレスを知らなかったら、
電話番号をしらなかったら、
住んでる場所を知らなかったら。
メールがなくなったら、電話がなくなったら、
住んでる場所に、どうやっても行けなくなってしまったら。
そのまま終わる一生を、ちゃんと愛していけるのか。
ぼくらをつないでる糸は、
実はものすごく細く、もろい。
だから、近くにいたい、と思う。
帰る場所が、同じだったらいいと思う。
そこにある糸が、
太く強くあるように。 -
絵が好き。
深さが好き。 -
(外語翻訳:A Chance of Sunshine /向左走‧向右走)