みつけたよ (ちひろ美術館コレクション絵本 6)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784097272380

感想・レビュー・書評

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  • 4月から始まって、1ヶ月ごとに庭にいろいろな植物が咲く。
    ねこも遊んでいる。
    秋頃になると、妖精がいいことがあるよ、と言う。
    1年を巡って、春がやってくる。
    いいこととはまた巡ってくる春に女の子小学1年生になることだったのだ。
    最後のページにはこすると花の匂いがする部分がある。

    いわさきちひろの絵を構成して絵本化したものなので、いわさきちひろの絵を楽しむ絵本。

  • 2012.5.4.fri 読了

    【入手経路】
    図書館。
    いわさきちひろさんの絵に惹かれて。

    【すき】
    •八月のえんどう豆!
    •チューリップ
    •風の水色、ピンク、黄色
    •黄色いバラ
    •りんごと天使

    【感想】
    決して細かく描写されてないのに、物憂げな様子が繊細な気持ちがとても分かるからいわさきちひろさんの描くこどもってすごい。

    【メモ】
    一年生になるこどもに。

  • [江戸川区図書館]

    既に読んだことがある、なんて読んでも思い出さず(笑)でも以前いわさきちひろさんの絵を見かけて意識して借りた覚えはある、し、旧い感想を読んでみれば何となくその時の気持ちを思い出す感じも。やっぱり感想記録が書き溜めできる、ブクログはいい!!

    今回はとにかく、「ちひろ美術館コレクション」を色々読ませてみようという心意気だったので、もう絵への感動は求めず、とにかくページをめくる、めくる。ただ一応ところどころで、「すごいね、白だけでこんなに描けてる」、「どの絵も輪郭線がないのにくっきり境が分かるね」、「水彩画っていうんだよ、絵の具を水で溶いて薄い色で描くんだ」とか、多少絵への声かけはしつつ、最後まで。

    もっと季節に応じた物語形式なのかと思って、「嬉しい便り」が何なのかと二回ほどページをめくったけれど、結局「もうすぐ」と言っておきながら半年あまりひっぱられ、少しイライラ(笑)しながら最後まで読んで、「あぁ、新一年生になるのか。」と納得。

    入学式を控えていて、絵が好きとか感受性のあるお子さんになら、いいプレゼントにもなるかも。

著者プロフィール

監訳*結城昌子(ゆうき・まさこ)
武蔵野美術大学卒業。アートディレクター、エッセイスト。1993年以降、子どものためのアート絵本の企画、制作をきっかけに子どもとアートをつなぐ活動を開始。「名画に挑戦」と銘打ったオリジナルのワークショップや講演、そのほか小中学生を対象とした各種コンクールの審査などを続けている。小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞、久留島武彦文化賞受賞。代表作に、『小学館あーとぶっく』シリーズ 画家別13巻、『ひらめき美術館』全3巻、(以上小学館)、監訳『直感こども美術館 見てごらん!名画だよ』『直感こども美術館 すごいぞ!ニッポン美術』(西村書店)などがある。

「2018年 『フェルメール この一瞬の光を永遠に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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