Art 2 フェルメールの光とラ・トゥールの焔 ─「闇」の西洋絵画史 (小学館101ビジュアル新書)

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著者 : 宮下規久朗
  • 小学館 (2011年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098230143

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Art 2 フェルメールの光とラ・トゥールの焔 ─「闇」の西洋絵画史 (小学館101ビジュアル新書)の感想・レビュー・書評

  • 『201209 美術強化月間』

    光と闇をテーマに西洋美術史を辿る。
    タイトルの割にフェルメールもラ・トゥールも一通過点というだけで他の画家と同程度の扱いだった。特に両者を比較検討しているわけでもない。むしろ著者としてはカラヴァッジョを贔屓にしており、この本で最も重要な位置を占めているのはどう考えてもカラヴァッジョだ。副題の方が本来のタイトルに相応しいとは思うが、おそらく、集客の観点からこのタイトルにされたのだろう。

  • 13世紀から20世紀までの絵画史の光と闇に焦点を当てて解き明かしをしてくれる。700年を感じさせない丁寧な説明。画家名や、専門用語には都度参照頁が記されて、簡単に戻って確認する事が出来る。

    光と闇に興味のある方への入門書として、自信を持ってお勧めできる。

  • 推薦者 共通講座 准教授 野田 由美意 先生

    *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます。
    http://opac.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB50106147&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • フェルメールの名前で釣ってる感があるなぁ。
    カラバッジョ・ベラスケスとか言っても当方含めて多くの日本人は踊らんだろうから。
    それにしても絵そのものが日本とあまりに違うことに改めて気付かされる。どっちが良いとかいうことではないとは思うが、やはり今でもヨーロッパというのは遠くの世界だな、日本にとっては。

  • フェルメールに惹かれて読んだが、大半がカラヴァッジョ派の内容。時代をおっての説明は分かり易かったが、初めて知る名前もあり難しかった。

  • タイトルと表紙にフェルメールとラ・トゥールの名前・作品が使われているが、この二人に特に焦点が当ててあるわけではない。「光」と「闇」を通じて西洋の絵画史をたどる一冊。それぞれの画家の特徴が簡潔にまとめられていて読みやすい。
    暗くて見どころが分からない、という印象を持ちがち(なイメージがある)西洋絵画の魅力を知る良いきっかけになりそう。

  • 夜景画というフォーマットに特化した絵画史。
    フェルメールにラトゥールという、個人的に興味のある画家を前面に押し出したタイトルと表紙に惹かれ購入。
    ただ内容は決してその二人に特化したものではなく、作品における光と闇の表現について、数多くの画家の名を挙げながらその変遷を概説するものだった。
    薄暗い教会で飾られる事を前提とした中世、闇を絵画の中に取り込むようになったルネサンス以降、そしてインスタレーションとして環境の闇を作品の一部に取り込んだ現代と、ダイナミックに輪廻するかのような美術の流れが解りやすく解説されている。

  • カラヴァッジョを起点とする光と闇で彩られる暗い感じの宗教絵画が、時代が進むに連れて明るくなっていくことや、印象派の出現による西洋絵画の流れがまとめてある好著だ.ただ、日本人には暗い感じの宗教画は基礎的な知識が不十分であるため、人気がないのは事実だが、本書のような解説があれば、多少興味が持てるのではないか.

  • 西洋絵画、特にバロック時代を中心に解説。
    画家たちの光と闇の表現をテーマにしている。

    タイトルからフェルメールとラ・トゥールの話題が多いのかと思ったのですが、
    カラバッジョのお話が多かったです。
    絵のどこに光源を置くか、その意味を説いています。
    新しい視点で面白かったです。

  • これがまとめ買い&一気読みの二冊目。

    ヨーロッパには、黒を貴重とした絵画がやたらと多いのだが、それらはカラバッジョを起点として始まった陰影絵画の系統だったとは知らなかった。
    この系統の絵画は、工夫された光源の配置や絵の外から入る光から陰影を生み出しているという。
    本の題にもあるラ・トゥールの絵は見た覚えがないのだが、先日の欧州旅行でも堪能してきたレンブラントの海外についてもこの観点から解説されており、とても興味深い。

    そして光の画家として有名なフェルメール。
    見た目の印象では闇系の絵画とは対照的に感じていた彼の絵も、最初はカラバッジョ派から始まっていたとは。
    先日の旅行では出身地であるデルフトを訪ね、名作「デルフトの眺望」と同じ眺めの場所にも行ったり、故郷にあるフェルメール・センターを堪能してきたのだけど、そんな関係はついぞ知らなかった。

    「闇」からなぞった欧州の絵画史という視点は、何も知らなかった者にとっては知的満足を得られる本であった。

  • カラバッジョの扱いが大きすぎるきらいはあるものの、宗教画からバロックの17世紀までに絞っているので、とても分かりやすい。近代画も闇の構図を受け継いだ画家としてピカソをあげている。意外性にビックリしたが、言われてなるほどと思う。

  • 闇の中の光、ダビンチが確立し、カラヴァッジョが極め、その後広く技法として使われラトゥールに至る。

    カラヴァッジョの影響力の大きさを知った。

  • 請求記号:723.05/Miy 所蔵ID:50062001
    配架場所:図書館入口横 め・く~る(ベストセラー)
    貸出期間:2週間(学部生のみ・延長不可)

  • バロック時代を理解するには、良いきっかけになる本

  • 闇をドラマティックな演出に使ったカラヴァッジョから日常を光のドラマに結実したフェルメールまで、約70点のカラー図版で西洋絵画の闇と光の歴史を辿れる好著。オランダにまた行きたい

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Art 2 フェルメールの光とラ・トゥールの焔 ─「闇」の西洋絵画史 (小学館101ビジュアル新書)の作品紹介

ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが確立した革新的な「闇」の表現が、バロック絵画の先駆者カラヴァッジョによる光と闇のドラマを経て、いかにして静謐で精神的な絵画へと成熟していったのか、西洋名画を育んだ「闇」の歴史を、西洋美術史界屈指の「語り部」である著者が、美麗な図版とともにわかりやすく解説。

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