ミロのヴィーナスはなぜ傑作か?: ギリシャ・ローマの神話と美術 (小学館101ビジュアル新書)
- 小学館 (2014年2月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098230297
作品紹介・あらすじ
名画に描かれたギリシャ・ローマ神話の世界
ヨーロッパ文明の大きな源泉のひとつであるギリシャ・ローマ神話の世界。
ミロのヴィーナスに始まるその豊かで多様なイメージを、ボッティチェリやレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ティツィアーノ、レンブラント、ルーベンス、ベラスケス、ゴヤ、アングル、ドラクロワ、モロー、クリムトなどの巨匠たちがどのように表現してきたのか?
ヨーロッパ美術の歴史における名作の数々を具体的にとりあげ、それらの意味や図像の解釈などを踏まえて、美麗な図版とともに、わかりやすく解説していきます。
ヨーロッパ美術の成り立ちと変遷を、それを生み出した精神を通して読み解く、著者の学識と文章力ならではの、画期的な入門書です。
感想・レビュー・書評
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高階先生またもや冴えている。学びたい、もっと理解したいという気持ちが高まった。はじめにと一章で示された西洋絵画の枠組みがとりわけ興味深い。写真も紙も良い。
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4/8はヴィーナスの日
ヨーロッパ美術の成り立ちと変遷を、
それを生み出した精神を通して読み解く画期的入門書! -
コントラポスト
部分と全体の調和。 -
ギリシア神話については少しだけ読んだことがあったが、様々な画家の描写をカラーで見ることができ、イメージが以前より湧いたと思う。
また、描かれた時代が違うと、その時代に要求されているものや技法によって、同じ題材でも全く違う印象を与えることが興味深かった。 -
今まで別々に見たことのある神話にまつわる絵画を、逸話でまとめて解説してくれるとこんなに分かりやすいのだな、と楽しく読みました。