マイルス・デイヴィス 奇跡のラスト・イヤーズ (小学館101新書 94)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098250943

作品紹介・あらすじ

ジャズ界の「帝王」ことマイルス・デイヴィスは、1975年突然音楽シーンから姿を消した。謎に包まれた隠遁生活から6年、奇跡のカムバックを果たしたマイルスは、若い世代のメンバーを集め、さらに新しい音楽を追究する。そして最晩年、マイルスは今まで自らに禁じていた「過去の再演」を行った…。綿密な調査や数多くのインタビューによって詳細に綴られる、マイルスの華麗なるラスト・イヤーズ。中山康樹による「マイルス新書シリーズ」の完結編。

感想・レビュー・書評

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  • あとがきにも書かれていましたが、中山氏の他の著作に比べると、やはり少しエモーショナルな行間かと感じました。不覚ながら、うるっときてしまった部分が何カ所か… ステキな新書でした!クラーク・テリーとの会話、泣けました。
    巻末の出展情報やアルバムガイドなど、資料的にも価値ある書籍だと思います。

    小学館の紹介文。
    『ジャズの帝王マイルス、華麗なる晩年の記録
    ジャズ界を代表するカリスマ、「帝王」ことマイルス・デイヴィス。 『マイルス・デイヴィス自叙伝』の翻訳者で、『マイルスを聴け!』をはじめとする 多数のマイルス関連書を著している中山康樹氏は、日本一の、そして世界でも屈指のマイルス研究家です。本書は、中山氏が一年ほどを費やして各社新書から刊行してき
    た「マイルス評伝五部作」の最終作です。1975年の引退、81年の奇跡的カムバック、91年の急死までの精力的活躍を、新資料に基づいた綿密な取材と調査で詳細に記述、スーパースターの華麗な人生のしめくくりを語ります。
    筆者自身によるマイルスへのインタビューからの発言も多数収録、巻末に関連アルバム紹介を掲載しました。。』

    編集者からのおすすめ情報
    10月9日(土)、午後3時半から、東京四谷のジャズ喫茶「いーぐる」で、刊行記念イベントを開催します。お問い合わせは03-3357-9857(いーぐる)まで。
    http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784098250943

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著者プロフィール

1952年大阪生まれ。『スイングジャーナル』編集長を経て音楽評論家。ロックにも造詣が深くビートルズ系の本の中でも『ビートルズを笑え!』は辛口でありながら面白く書かれている。オノ・ヨーコに批判的で日本語が読めるオノに対して批判する評論家としては希有な存在。主な著書に『マイルスを聴け』(双葉社)『エヴァンスを聴け』(ロコモーションパブリッシング)『超ブルーノート入門』(集英社)『Jazz名曲入門』『Jazz名盤入門』(宝島社)『ジャズを聴くバカ、聴かぬバカ』(KKベストセラ-ズ)『スイングジャ-ナル青春録』(径書房)『ビートルズ アメリカ盤のすべて』(集英社)『ビートルズ全曲制覇』(エイ出版)『ビートルズを笑え!』(廣済堂)『ディランを聴け』(講談社)『音楽中心生活』(径書房)『超ビートルズ入門』(音楽之友社)『クワタを聴け!』(集英社新書)『ジャズ・ヒップホップ・マイルス』(NTT出版)等がある。

「2012年 『かんちがい音楽評論[JAZZ編]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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