無知との遭遇 (小学館101新書)

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著者 : 落合信彦
  • 小学館 (2010年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098250950

無知との遭遇 (小学館101新書)の感想・レビュー・書評

  • そもそもジャーナリストのジャーナルとは、日誌という意味で、ジャーナリストはその日暮らしの仕事といった意味合いが含まれている。本来はs荒リーマンと対局の職業。それなのに各社横並びの報道をしている日本の大手メディアの仕事に果たしてジャーナリズムと言えるのだろうか。
    キッシンジャーはその情報力を駆使して、国際社会を渡り歩き、20世紀最高の外交官と評された。ニクソン政権の大統領補佐官、フォードの国務長官としてそのスワンを発揮した。キッシンジャーは徹底したリアリストで、国益を追求する外交官としてさ入れている。

  • ユーモアがわかる人間になりたいものだ。

  • 米国至上主義、英語至上主義。

  • 様々なジョークを披露しつつ日本の現況を論じる。日本の覚悟も能力もない政治家とそれを選ぶ国民、女性スキャンダルだらけでも切り替えの早いクリントンやそれと全く違う草食系の若者、村社会にとどまり続ける日本のマスメディア、諜報機関を持たず情報軽視の日本など。

  • 子どもが「幸せになる道」があると信じきってしまっている親があまりにも

    多いのではないかと感じる。そうした親による教育が、この国の将来に

    与える影響は甚大だ。




     彼らは子どもが失敗しないように、道を作ってやる。だが、それでは本当の

    成長はしない。本当の成長というものは、子どもたちが失敗や挫折の経験を

    し、そこから何が足りなかったのかを学び取っていくことによって達成される。




     多様な経験がなければ、社会に出てから成功は掴み取れない。自らの

    創造性がなく、受験という受身の世界だけで生きていると、厳しい選択を

    迫られたときにどうすればいいかが分からなくなる。




     問題が明確に提起されていた時代から、問題そのものを見極めなければ

    ならない時代になってきている。そうした時代に、親が敷いたレールの上を

    だけを歩んできた人間は、自分の力で答えを見つけ出すことができない。




    (中略)




     両親が子どもの幸せについて幅を持っていることが必要だ。特にこれから

    は、一生懸命勉強して、いい大学に入り、いい会社に入れば死ぬまで不自由

    しないなどという時代は二度とやってこないと考えたほうがいい。




     これからの時代を生き抜くためには、甘ったれたお坊っちゃん、お嬢ちゃん

    など育ててはいけない。「ナンバーワンじゃなくてオンリーワン」といっている

    場合ではない。「ナンバーワンでかつオンリーワン」の存在を目指さなくては

    ならないのだ。




    (「無知との遭遇」より)










     残念ながら昔の成功方程式は崩壊している、そんなことはないと、

    それでも過去のパターンにすがる親たちがいる。しかし、生きていく

    のは子どもたちである。これから更に厳しい時代がやってくる、その

    荒野に出てゆく子どもたちには現実を教えてやる必要も責任もある。




     しかし、逆に言えばこんなに面白い世の中はないのだ。自分次第で

    可能性が無限大なのだから。「ナンバーワンでかつオンリーワン」に

    なるための尋常でない努力をする。失敗にへこたれず、トライ&エラー

    を繰り返す。人のために生ききってやる。そういう気概があれば、必ず

    いい人生になる。子どもたちと一生懸命悩み、考えて行きたい。




     寄り添い悩み一緒に考えて学び、独り立ちができるための支援をする、

    自分で考え抜き、自分で決断ができる人になって欲しい。そういう責任が

    親や大人にはある。答えは誰にも分からないのだ、だから楽しくもある。

    愉快に全力で生きて行こうではないか。必ずいい人生になる。

  • この人の本を読んだことがなかったのでとりあえず3冊借りたうちの1冊。

    何も新しい発見はなかった。

    日本の政治家が無能で、英語ができない首相なんてありえないとみんな思っているし、
    日本のマスコミのレベルが低くなっていることも言われていることだし、
    草食男子も過保護母も双方悪いし、
    日本の若者はもっと海外に行くべきだっていうのも知ってる。
    一方日本のトイレの技術はとてつもなくハイレベルで、そういう日本の良いところを世界に発信しよう、なんてことも前から言われている。

    全部最近言われていることで、この人の 無知を知ることがまずスタートだ ということでの題名だろうがそんなことも既知のこと。

    結局この人はなんのためにこの本を書いたんだろう、という疑問しか浮かばない。
    私自身、上昇志向に乏しく、英語でのコミュニケーションが苦手な若者の一人だけど、この本を読んでそれを指摘されても、じゃあ頑張ろう!ということにはならない。同じように、日本の政治家がよんでも、それなら英語をがんばろう、とはならないだろう。
    悪い悪いとばかりいって、応援するわけでもないし、
    新しいことを提案するわけでもない。

    結局自分がやってきたことは正しいと主張するだけにしか聞こえないのが残念だった。

    March, 2012

  • この本は『恥の殿堂』の続編という触書なのですが、僕はこちらのほうから先に読みました。それでも全く問題ありません。それにしても、海外の人たちの辛辣なジョークには僕も笑ってしまうほかありません。

    久しぶりにノビー落合こと落合信彦氏の本を読んで見ました。相変わらずの文体で日本と日本人の悪口を書き飛ばしております。今回は日本および日本人を主に扱ったジョークをふんだんに含んでおり、それが結構辛らつであり、またユーモラスであるので、自分たちのことが笑いものにされているにもかかわらず、おもわずにやりとしてしまいました。

    主に槍玉に上げられているのは 政治家だったり、海外で日本および日本人がどういう風に見られているか、というものなんですけれど、結構こういったジョークの中にその国が自分たちのことをいったいどういう風に見ているのか?ということが垣間見えて、あぁ、こいつら顔は笑っているけれど腹の中はこういう風に考えているんだな、ということが判って非常に参考になりました。

    僕は今でこそパソコンの前に座っていることが多いですが、諸般の事情で詳しいことは言えませんけれど、数年前までは結構国際色豊かなところに身をおいていたことがありますんで、ここに書かれていることは痛いほどよくわかりました。そして、今一度、国際社会の中の日本はいったいどうあるべきか、なんていうことを一度考えるには面白い本であると思いますよ。

  • えらく偏った主張が目立つけども説得力はあるし、なかなか面白かった。感化されるとこもちらほら

  • ロンサムジャパンにならないために。

  • 筆者の独断と偏見によるところが大きいと思うけど、主張としては概ね正しいのではないかと思った。

    筆者の意見に共感できれば面白く読める一冊だと思います。

  • アメリカンジョークを随所に散りばめてアメリカの考え方・合理的主義なことを褒めまくっている。

    英語のできない政治家は国際社会にいらないんじゃないかと謳っているがそこにはかなり同感だった。

    記者クラブの存在悪など色々知識として吸収できたのが良かった。
    もう一度読んでじっくり内容を把握したいと思った。

  • タイトルに惹かれて購入。

  • ・無知というのは危険なもの。国民、政治家、マスコミの無知が甚だしい。
    ・日本のインテリジェンス機能の低下がひどい。情報を持っていることは武力を制しできる力を持つこと、ということに気づいていない。
    ・米国人はマスコミの情報を判断しているが、日本人はマスコミの情報を鵜呑みにしている。マスコミの劣化はとてもひどく、これはジャーナリズムではない。
    ・判断するには情報が必須である。
    ・日本がきちんと生きていくには、インテリジェンス機能の回復が必要。
    中身自体は非常に読みやすく書かれており、スラスラと頭に入ってくる。

  • 現在の政治を一刀両断しており結構スッキリできる。
    また、国民の政治責任にも触れており、一考する機会を与える。

    著者を嫌う日本人は多いが、主の考え方に近いものがあり、非常に共感できた。
    ・ユーモアが理解できる英語力を身に付けること
    ・国民に対して、期待感だけで政治判断しないこと
    ・子供たちに親が与えるべき本当のこと

  • ウォシュレット、黒澤映画、清潔など日本が世界に誇れる物はたくさんある。日本人自らが卑屈になり、今この国は緩慢な死を迎えつつあるのだろう。まさに国全体が戦艦大和。沈没を回避する方々はたくさんあるが、政治家のリーダーシップの無さと既得権と一緒に沈没しないとこの国の再生はない。

  • 落合信彦と言えば、二〇三九年の真実に尽きる。

    ケネディ暗殺の陰謀論を教えただけでなく、
    実弟のロバート・ケネディが如何に魅力的な人であるかを
    日本に紹介した功績も高い。

    高校か大学の頃に読むには適切な本の一冊だろうと思う。

    さて、本書では、有名な政治家達のユーモアを幾つか紹介している。
    そのユーモアはさすがに屈指の面白さがあって、それだけのために買った。

    僕の想定よりも紹介件数が少ないのが残念である。

    さて、落合信彦の主張というのは、日本でも代表的な意見であることが
    本書を読んでいると分かってくる。
    このような主張を日本に広く啓蒙したのは彼ではないかと読書中に思ってしまう程だ。

    それが好きな人もいるだろうし、嫌いな人もいるだろう。

    本書は、彼が好きな人が買えば面白いだろうし、
    嫌いな人でも幾つかの紹介されているユーモアのために買う価値がないとも言えない。

    また、彼の主張が昔と恐らく変わっていない、それを確認するために買うのも悪くないだろう。

    また文章がかなり読みやすい。それを研究するのに買ってもいいと思う。

  • 日本の政治、社会は世界から見下されている事をジョークを通して語られている。日本にも誇るべきところがあるがそれを世界に発信しきれていない。
    本来その先頭に立つべき政府指導者には全く期待ができないのはこの国の不幸か。ここでも記者クラブの弊害が語られている。メディア、安全保障の問題など早急に対策を考えなければならないのに・・・。

  • 久々に落合さんの本を読みました。相変わらずの落合節ですね。昔とちがって世界の中心がアメリカだとは思えなくなってきた今日この頃ですが、、、
    落合さんは相変わらずアメリカ王道主義ですなぁ

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