高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人 (小学館101新書 100)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098251001

感想・レビュー・書評

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  • アカデミックスマート ストリートスマート

    頭がいいと高い収入が得やすい、コミュニケーションが楽になりやすい、モテやすい、人の信頼が得やすい、そのようなことは、みんな大きな声では言いませんが、実は気づいています。
    →美人や美男の方が、モテやすく収入が上がりやすい
    (はっきりと知ってはいるけどタブー)

    ・BMIが25を超えるような肥満傾向の人たちは、そうでない人たちに比べて統計的有意に借金が多い

    太っている人たちは行動経済学的観点からとらえると「時間割引率が高い」

    ある両親から、その遺伝子を持って生まれて、その両親が調えた環境で育つと、どうしても生まれがIQを決めてしまう要因が多くなってしまう

    テレビは複雑な内容も単純化して「中学生でも分かるように」キャプションを流したり、シナリオを組んだりして、頭を使わなくても楽しめるような設定にしている

    世の中に易業はほとんどない
    →とびつくのは「ムシがいい」
    努力はしたくないけど成果はほしい

    変わるのに時間がかかるものは、変わってしまえば元にもどりにくい⇄簡単に変わったものは、簡単に戻ってしまいます。

    収入が少なくて、あまり書籍そのほかにふんだん自己投資ができないという人は、ぜひ、図書館か、あるいみ立ち読みを長い間してもいい書店のそばに住みませんか?
    とにかく、浴びるように本を読むのです。
    これは、本がたくさんある家の子どもたちの学習能力が高い、ということをそのまま、私たちに応用すればいいわけです。

    スマートでない人の嘘のつき方はまさにクリエイティブ!これはやらない言い訳がクリエイティブと同じジャンル。努力はしたくないけど、重要な人間だと思われたい人たちの習性

  • 頭がいいと思うのは
    ・客観情報を豊富に持っている
    ・その情報からどのような結論や行動を導きだしているか?
    そういうことか。
    あとは皆が漠然と思っていることを数値で説明することも頭がいいと思われるってことか。

    書いてある内容は勝間塾で散々いわれていることなので特に目新しいことはなかったが、概念のボキャブラリーを増やすってことは意識していこう

  • 再読してみた。


    「信用の残高と銀行勘定の残高は比例する」に
    ドキッとした。そして、反省。

    嘘をついているつもりはないけど、
    結果的に嘘つきだから、
    信用されていないのだと。
    管理コストがかかると思われ、
    貧しいのだと。


    やるやる詐欺を返上せねば。

  • タイトルとは異なり、内容は「頭がよいとはどういうことか。どうすればそうなるのか」が書いてある。著者がこのテーマに関して、とことん考えて実行しているということが伝わってくるし、オリジナルな内容だと思う。キーワードはストリート・スマートということ。賛否両論にいつもさらされる著者だが、この本は私にとっては、非常に役に立つ中身であった。

  • キーワードはストリートスマート。
    知識があり人当たりもよく自分の意見を持っている、そりゃ成功者になるわ。
    嘘をつくことの非効率さから正直できることの大切さは頷けます。

  • 頭のいい人たちの「秘密」をまとめた本
    「日本は、新卒一括採用と終身雇用という仕組みで、実務界ではアカデミック・エリートがみなしエリートのように振る舞う傾向がありますが、それが日本の競争力停滞の大きな原因のひとつだと私は思っています。リスクを取らないアカデミック・エリートがリードする政府や企業が、実力を発揮するはずがありません。学歴に関係なく、みんなが実力を発揮できる社会になれば、ストリート・スマート力を持っていないアカデミック・スマートだけの人は淘汰されていくと思います」(本文より)。
    本書で勝間和代は、「本当に頭がいい人」を、ストリート・スマートと表現する。「ベルトコンベヤー」が壊れてしまった日本で、銘柄大学を卒業した「成績のよい」社員(アカデミック・スマート)が閉塞状況を打ち破れないのははぜか。逆に、ソフトバンク社長孫正義を代表とする“目標に向かって自分で道をみつけていける人たち"はどんなふうに考え、目標を実現しているのか。ストリート・スマート力は、訓練で身につくもの、と考える勝間が、ストリート・スマートな人たちの秘密を4つに分け、ひとつずつ丁寧に考えていく力作。

    内容(「BOOK」データベースより)
    この本は、「頭がいい」といわれている人たちの共通の秘密をまとめた本です。銘柄大学を卒業した「成績のよい」社員が、閉塞状況を打ち破れないのはなぜか。勝間和代が仕事や取材で出会った“すばらしく頭のよい、自分で道をみつけた人たち”の力を鮮やかな切り口で分析、分かりやすく書き下ろしました。「なりたい自分」になるためにはどうすればよいのか、自分を変えていけると鼓舞される注目作。
    ___________

    勝間和代節が読める一冊。
    公務員には不必要な内容かもしれない。アカデミック・スマートではなく、ストリート・スマートを目指せ!

    と言いつつも、著者本人が19歳で公認会計士試験に合格しているのだから、アカデミックスマート兼ストリートスマート最強説、ともとれなくはない。

    気付きはあるかな。

  • ストリート スマート 力。
    アウトプットは、確かに大切で、分かりやすく言葉で説明出来るようになりたいですね。

  • ブクログのレビューはそこそこ高く、アマゾンにおけるレビューは低かった。なぜだろう。

    頭がいい人ってなんだろう?

    知的好奇心をもってること。
    全ての情報を鵜呑みにせずに、本当かどうか自分の五感をもって確かめること。
    答えのでない問題を自分の意見や価値や軸をもって判断すること。
    他人に左右されないこと。
    たくさん本を読んで、引き出しを増やすこと。
    危機や逆境で知恵を発揮して、発見や価値をつくったり、危機を味方にして乗りきるひと。
    生きることはサバイバルだから、生きるのに逞しかったり強かったりすること。
    嘘をつかないこと
    ただしい生き方をしていること
    状況判断力がある
    行動力決断力がある
    短時間で最大の効果を発揮すること
    自分の頭で考えること
    すぐに調べる癖をつけること
    分析能力
    知識を実践すること

    結論。たくましく強く生きる力、賢さ、自分で判断する力、自分の頭で考えて、頭でっかちにならずに実践していく。どんなに知識があっても回りのひとに嫌われたら元も子もないから、魅力的で尊敬できる人であること。優しかったり強かったり。つまり人間力だった。頭いい人ってモテるひとでもある。人間力。社長の体験談はいい。
    勝間和代さんの、まわりにいる頭のいい人の経験や体験、聞いた話、勝間和代さん自身の体験や経験談。

    自分の身の回りにいる、あなたのちかくにいる、頭がいいなあと思うひとを思い浮かべながら、この本を読むといいかもしれません。
    あてはまるなー、あてはまらないなーとか。おもしろいかもしれませんよ。

  • 今気になってる事がズバリ書いてあって、なかなか良かった。

  • 頭が悪い人はゼロイチ、例外処理ができない。
    生き残るために情報や知的生産物を制作していく。
    大事なことは自分が変わった方がいい、新しいエリアに進出した方がいいということを理解し、そこでじたばたして初めて概念操作能力も磨かれていく。

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著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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