高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人 (小学館101新書 100)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098251001

感想・レビュー・書評

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  • 著者がストリートスマート?であるという前提で書かれている本であるが、読みにくく分かりにくい内容であった。抽象度を上げて考えることを推奨しているにも拘わらず、内容が個別具体的な言わば著者がの実例主義に基づく記載が多く、大変読みにくかった。

  • 「ストリート・スマート」というバズワードを軸に、お得意のロジックで身近な事象から物事を分析・一般化して書いた本。

    というとなんだかほめてるみたいですが、最近の勝間さんの本は正直、自己言及や先読み防衛が多くて、読んでいてあんまりおもしろくないのが正直なところです。

    この本も、キャッチーなタイトルや、「ストリート・スマート」「アカデミック・スマート」という一見ロジカルで耳通りのいいワーディングで武装されてはいるが、実際の中身は新書1冊を費やして、「自分の考え方がいかに正しいか」「いかに自分の頭がよいか」ということを延々と説明しているような印象を受けてしまった。うーん残念。

  • 勝間和代の本に共通するロジックで貫かれていて参考になる(笑)。高学歴でも失敗する人、といいながら、成功の定義をしていないようだ。

    本書を読んで、以下のことが、参考になる(爆笑)。
    1. まず、他人の批判をする人は、アタマが良い人ではない、という設定をする。
    2. 私は、若くして公認会計士になったとか、着眼点が他人とは違う、とにかく努力した(苦笑)、と、自分と他者の差別化操作を行い、読者よりも優位なポジションを作っておく。
    3. 自分を、美人女優や著名文化人と結びつけ、同列に並べる文脈作りを行う。
    4. ネット上での批判を警戒し、匿名の意見は信用してはいけない、などの防衛ラインをさらに巡らす。
    5. なんでも検索して調べるためにノート パソコンを持ち歩いて裏を取れと、突拍子もない内容が出てくる。
    6. 謙虚さがない。

    この人の本には普遍的な原理原則が感じられない。ハック本レベル以上のものを書けないのだろう。

    勝間流、ロジカルシンキングについての本。

著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

勝間和代の作品

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