オリオン座はすでに消えている? (小学館101新書 152)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098251520

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった〜♪ 規模が大きすぎて想像をはるかに超える事だけど、全く未知の事ばかりで、へ〜、そーなんだー、ばっかり。ペテルギウスの超新星爆発は我々の生きている間に起こるのだろうか?三鷹の天文台に行った時の事を思い出した。

  • まもなく寿命を迎え超新星爆発をするといわれているベテルギウス。果たして新星爆発が起こったらどうなるのか? 素人にも分かるように書かれていて、とても楽しく読むことが出来ました。
    でも、一番ワクワクしたのは最終章で語られる、宇宙で生まれる物質を知ることが生命誕生の秘密を紐解くことに繋がるという話です。人類には過酷な宇宙空間にその答えが隠されているなんて、極上のミステリではないですか。
    宇宙生物学の本を読んだときにも、進化の謎を解明するのはこの分野かもと感じましたが、改めて、宇宙を知ることが大切なんだと痛感しました。

  • 星空、天文学が好きな自分にとってオリオン座のベテルギウスがいつ超新星爆発するのかとっても興味がある。そんなこともあって本書を手にとってみたが、本書はとても分かりやすく説明をしてくれていた。宇宙の始まりや、ダークマター、ダークエネルギーの話、とても興味深い。これから星空宇宙天文検定を受験する自分にとってはこれまた、とても勉強になる一冊でした。

  •  タイトルは煽りすぎ。ベテルギウスの超新星爆発の話題はあくまでもつかみにすぎなくて,宇宙論・天文学をオーソドックスに紹介する普通の本だった。

  • オリオン座の1等星ベテルギウスに超新星爆発が迫っている。もしかしたらすでに爆発しているかもしれないし、どんなに遅くとも100万年以内には超新星爆発が起こり、オリオンの右肩がなくなってしまう・・・。何年か前に世間を騒がせたこともあるベテルギウスの超新星爆発についての解説を中心に、宇宙の誕生から、星、生命の誕生、そして太陽と地球の最期までを平易な文章とわかりやすい図で説明してくれます。オリオン座がオリオン座でなくなってしまう、という感傷的な面もありつつ、640光年というかなり近いところでの超新星爆発を観察することにより宇宙の謎の解明に近づけるとのことでもあり、生きている間に、この"稀代の天体ショー″を自分の目で見たいなあと思いました。ちなみにベテルギウスの超新星爆発でガンマ線バーストが発生しても地球には当たらない、ということなので安心したりしています。

  • 今この瞬間から100万年後までのいつかに必ずベテルギウスは超新星爆発か。生きてるうちに見れるかな?

  • とりあえず、3章まで読んだ。
    (全てがベテルギウスについて書かれているわけではないため。)
    最も知りたかった超新星爆発と星の誕生について書かれているのは3章まで。

    いくつか知らなかったニュースを知る事ができたのは読んでよかった(^-^)  (すばる望遠鏡を使った銀河系外での超新星爆発の偏光の観測など)

著者プロフィール

1961年生まれ。自然科学研究機構国立天文台准教授、天文情報センター普及室長。専門は天文教育。東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻修了。総合研究大学院大学准教授を兼務する他テレビやラジオ等でも活躍。

「2015年 『星の王子さまダイアリー2016』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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