まずいラーメン屋はどこへ消えた?「椅子取りゲーム社会」で生き残る方法 (小学館101新書)

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著者 : 岩崎夏海
  • 小学館 (2013年6月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098251643

まずいラーメン屋はどこへ消えた?「椅子取りゲーム社会」で生き残る方法 (小学館101新書)の感想・レビュー・書評

  • ・まずいラーメン屋が消えたのは、インターネットのせいだった。インターネットの持つ口コミの力が、世の中からまずいラーメン屋を一掃してしまった。

    →そんなふうに、競争が激化する中で人気のあるお店にはますます人が集まり、人気のないお店からはますます人が離れるという、格差のスパイラルが生まれた。

    アドセンス・・・お店が検索サイトにお金を払って、特定のキーワードで調べたとき、一番上に表示してもらうシステム

    口コミが隆盛を極めている時代に、広告をするということは、逆に人気のなさをわざわざお金w払って宣伝しているようなものである。

    ブルーオーシャン・・競争相手がいない状態

    @ギリシャ神話
    ウロボロス・・蛇のような体をしているのだが、自分で自分のしっぽを飲み込んだ姿で描かれている。→自分で自分の身を滅ぼすことの象徴となっている。

    「もしドラ」にとって真の顧客とは、これを『読むため』に買う人ではなく、『贈るため』に買う人なのだ!

    ソニーの場合は、記録媒体を内蔵型に移行することが、即自らの産業を破壊するカニバリズムになってしまった。

    人が捨てられないものとはなにか?
    「過去の栄光」

    byジョブズ
    「何をするかよりも、何をしないかの方が重要だ」
    とことん捨て抜いた成功例

    真摯さが大事だと思っていても、弱さというのはつい心の隙間に忍び寄る。そうして気がつくと、捨てなければならないものが捨てられないというのはよくあることだ。

    Amazonは、通販においては「本からそれ以外のものを売る」というふうに「横」にずれていったし、書籍においては「紙の書籍から電子書籍、さらにはデバイスの制作や出版エージェントまでこなす」というふうに「縦」にずれていった。
    →現代を代表する巨大な企業は、いずれも一つのことを愚直にやり続けるのではなく、常に「隣にずれる」という方法で成長を遂げて来た。

    「人から頼まれた気の進まない仕事」というのは、自分の知らなかった新たな能力や適性に気づけるいい機会でもある。隣にづれるチャンスなのだ。

    例えばジョンソン&ジョンソンが軟膏薬につけるオマケとして開発した天花粉は、やがて多くの人がそのオマケ目当てに軟膏薬を買っているということがわかった。そこで「ベビーパウダー」が生まれた。

    DeNAはインターネットオークション、グリーはSNSを運営していたがユーザーサービスでゲームを提供したらそれが最も求められるサービスとなってゲームサイトへの転換となっていった。

    オマケが思わぬヒットをしたら、そこで満足するのではなく、それを商品化して積極的に売り出すーといった展開が求められる。

    もしドラ誕生秘話

    現代では優秀な人ほどスペシャリティを高めるのではなく、
    ジェネラリティを高めている。専門バカになるのではなく、専門性と何でも屋を兼ね備え、そのかけ合わせによって新しい分野を生み出し、この椅子取りゲーム社会を生き残ろうとしているのだ。

    ピラミッド型組織の時代=情報を司るのはトップの少数
    情報化社会の時代=情報を握る者が多いのでマネジメントを司るものも多く組織を維持することができなくなってきた。

    情報がないと「対案」が出せない

  • 刺激的なタイトル。ラーメン屋が淘汰されている理由を、ネットの普及により競争相手が増えたことに求めている。この時代を乗り切る方法を提言している。

  • 『もしドラ』の岩崎さん。
    頭のいいひとやなあというのがこの本を読んでの第一印象。
    『もしドラ』を「読まれる本」として売り出したのではなく、「贈られる本」として売り出したのは、なるほどと思う。
    容器スパンで考える、横にずれる、本当の顧客を見極める、専門性を掛け合わせる、など、イノベーションを起こすための方法を教えてくれる。
    情報社会が発展するにつれ、ビジネスの現場がどうなっていっているのか、わかりやすかった。
    完全にこの通りではないんだろうけど、それにしても殺伐としてる。

  • 「もしドラ」作者による、インターネット社会で生き残るための4つの処方箋。
    特に、事業をやっている立場では、「椅子取りゲーム社会」の厳しさの中で、どう勝ち残っていくかは至難の業となっている現状で、わかりやすい事例を引きながら、平易に解説している。

  • 椅子取りゲーム社会 情報が均一になる


    ドラッカー マーケティングとイノベーション

    本質を見極める=長期的スパンで考える=常識を疑う
    顧客の顧客を見る

    現場に還る
    空間・時間・人間

  • 「もしドラ」の作者による現在のビジネス社会の生き残る方法を説いた本。現代社会はまさに「椅子取りゲーム」であり、その椅子取りゲームを生き残るには常に競争に挑むのか、競争をしない、のか。後者はまさに一時期流行った「ブルーオーシャン」理論。確かにそれは魅力的な海ではあるが、なかなか見いだすのは難しい。それは今もてはやされている「イノベーション」という言葉にも匹敵する。それらをするためには何が必要で、どうすればいいのか、そのヒントが書かれている。もちろんそれが全てではないと思うし、理想論だとは思うけど、ヒントとして参考になる事が書かれている。捨てること、横にずれること、本質を見極める、そして、現場主義。あたりまえだったりなるほどだったり。読みやすいのでさらっと読むにはいいと思う。

  • もしドラ著者の岩崎夏海氏( @huckleberry2008 )著。

    多くの駅前にあった不味いラーメン屋はなんで消えたのか?
    →情報化社会の中で競争激化
    →競争じゃ生きてけない…
    →競争を避ければいい。マーケティング&イノベーション(ここでドラッカー登場)
    →それに必要な4つの要素はね…

    って流れの本です。
    さーっと読める短い本だけど言いたいことは全部言ってる印象。
    おもしろい。

  • ベストセラー「もしドラ」の真の顧客が「マネジメントの知識を伝えたい人」だったとは知らなかった。確かにあの時期、多くの人から薦められたり、薦めたり、また「マネジメント」も確かに読み直しました。  広告宣伝を含む一般情報にほとんどお金と時間がいらなくなった現代、ドラッガーの教えるところの「イノベーション」を真摯に考えようというお話。 「椅子取りゲーム社会」で生き残る為、というより戦わない為に「現場回帰」「体験」をキーワードとした絶え間ない価値創造が大事というのは同感。仕事上、頭でわかっているビジネスマンは多いと思うが、「2つの特技を作ろう」などと個人のキャリア形成にまで考えを広げている人は意外に少ないかも。「おもてなし」的な体験は情報やテクノロジーで置き換えられない、となるとやはり最後は人間力ということになりますね。本をもっと読みます。はい。

  • もしドラ誕生の発想法。

    秋元康氏の元で仕事をしていた方だから、恐らく秋元氏は岩崎氏以上のことを考えて仕事をしていると思うと、徹底的に考えることこそが必要だと、気が付かされる。

    うざいとか言われることも多い著者だけれど、それくらい気を配り、多方面に思いを巡らせていると捉えると、学ぶ点は本には書かれていないところだろうと思う。

  • 実は、当たり前のことしか書いてない。
    だが、それこそ忘れがちな、大切なことが、
    埋まっている本でした。
    忘れたころや、行き詰まった時には、
    何度も読み返すよう、端的にまとめてある。
    スラスラ短時間で読める良本だと思う。

  • イス取りゲーム社会で生き残る方法とは?

    →真の意味で生き残るにはイノベーションを起こし続けるしかない
    新しい価値をうみだすには本質を見極める

  • 競争について知りたくて読書。

    確かにと思わてくれる視点が面白い。

    インターネットの普及は、競争相手を増やしたり、あるいは、別の競争相手を生み出す要因となっている。

    家庭用ゲームが売れなくなったのは、携帯電話の基本料金へ回しをゲームを買うお金がないなどという説もあり、全く予想外の競争相手が登場したのもインターネットに関係がありそうだ。

    競争を超えた先に何があるのか。競争をしない社会とはどんな社会なのか考えた。

    本やCDを売るために違う意味付け、価値観を提供することで売る。

    『もしドラ』は、本として個人が買って読むよりも贈答用として喜ばれたという。確かにこれだと1人で複数冊買うこともありそうだ。

    インターネットが進化するばするほど、リアルを求め、人間性を追求していく傾向がある。

    ロックバンドGRAYのCDの売上は下がるもライブ入場者数は増えているという事例は興味深い。

    情報から体験。インターネットから人間同士のつながり、リアルな交流。最終的にあH人間へと回帰していくのだろうか。そこに新しいヒントが隠されているように感じる。

    新しい価値観を生み出し、提供するために今、自分がやるべきことは、2つ以上の専門性を高めて、それらを癒合せさせて新しい場所を作り出すこと。

    文章を書くとしたら、何のために文章を書き、どのようにして1人でも多くの人に読んでもらえるための価値観を生み出せるかを考えたい。書きながら常にイメージしたい。

    読書時間:約50分

  • 2つの専門性を身につけるという生き残り戦略。プレゼン能力は重要。内容は軽いが、テーマはシンプルでよい。201408

  • 「多くの人が短期的スパンで考えるがゆえに本質を見誤っている。」

  • 請求記号:675/Iwa
    資料ID:500712316
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • どこへ消えた? ではなく、なぜ消えた。
    理由はおそらく10人中9人は思いつくことではないかと思う。
    いわゆるブルー・オーシャンの話がでてくるが、それがそんなに簡単ではないのは誰にでもわかること。
    まあ、著者は成功しているので言えることではあるが。

  • 今起きているビジネスにおける「競争」は、ネットの登場によって中身が大きく変わり、イス取りゲームに例えれば、どんどんと敗者が追い出されていく構造になっている。今まで競合ではなかった相手とも競争せねばならない中で、どう生き延びていくのか、その戦略を語った一冊。

    しかし、正直ありきたり過ぎる内容で残念。岩崎氏ということで平易な文章を期待する層を狙った一冊ともとれるが、いかんせん新鮮味に欠ける。

    それと、椅子取りゲームという本質に対して、椅子をどうしたら上手く取れるか?ではなくて、みんなでゴザでもひいて地べたに座ればいいじゃん、そこまで競争を突き進めることが幸せにつながるとは思えない、と考える自分には、そもそも椅子取りゲームの戦略を語られても特に興味をそそる部分も無い。立ち読みで済ませたが、立ち読み以上の価値は特になかった。

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まずいラーメン屋はどこへ消えた?「椅子取りゲーム社会」で生き残る方法 (小学館101新書)の作品紹介

「最後に残る椅子」を競う意味はあるのか

インターネットによる情報システムの激変で、あらゆるビジネスに
とんでもない「大競争時代」がやってきた。
決して揺らぐことはないと思われていたどんな堅牢な産業も企業もいつどうなるかわからない。
最後にたったひとつ残る「勝者の椅子」をめぐって、多くの企業・個人が
あらゆる手段を使って競争を繰り広げる。が、椅子の数自体が激減する今、
この「椅子取りゲーム」に参加することに意味はあるのか。
また、「競争しない」という新しい選択には、どんな生き残り戦略が必要とされるのかーー。
豊富なエピソードから解説する「4つの生き残り戦略」は、きっと読者の発想の転換を呼ぶはずだ。

新時代の論客としてネット社会でも注目を集める作家・岩崎夏海が
大ベストセラー「もしドラ」の舞台裏など、みずからの体験をもとに綴る
実践的ビジネスサバイバルの提案。


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