怒らないクスリ: 専門医が語る、心が楽になる処方せん (小学館101新書 172)
- 小学館 (2013年7月31日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098251728
感想・レビュー・書評
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わかりやすい。読みやすいの一言。
怒りについて、様々な角度から書かれており、怒りへの対処方法も書かれている。
この中で、交流分析が用いられており、長い質問ではなく、短い質問を最小限数にしてテストが作られているので、一般の読者にもやりやすく、納得がしやすくできていて、とてもよいと思った。
そして、エゴグラムのタイプがわかるだけでなく、このタイプの人は、こんなことに気をつけたらよいと、アドバイスもあり、役立つ。
怒りに対する対処の一番大事なところは、自分を知ること。
■怒りを反芻することで、怒りが増幅する。
■怒りの裏には恐怖がある。
この二つは、この本の中で私がすごく納得をしたこと。
過去の実体験で、嫌!というほど実感している。
怒りは、身体を壊したり、老化の原因になるけれど、それを感じることは悪いことではない。
ただ、感じて表に出した感情や行動が、人間関係などに影響を及ぼしてしまう。
怒りを感じたことを素直に受け止め、それをなぜ感じたのか?どう対処したらよいのか?を考えるきっかけにすればよいのではないか。と、思った。
まあ、それが簡単にできるのならば、世の中に争いなんて怒らないんだけど。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示