勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)

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著者 : 梅原大吾
  • 小学館 (2013年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098251810

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勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)の感想・レビュー・書評

  •  プロ格闘ゲーマー、ウメハラが語る勝負論。

     彼の言う勝ち続けるというのは無敗であるという意味ではなく、成長し続けるということである。格闘ゲームの専門的な部分は一切語らず、どんな分野においても通じる成長を目指すマインドについて書かれている。
     ゲーマーというのは他の職業と違って既に仕事として確立していたわけではない。ウメハラも雀士を目指したり介護の仕事をしたりと紆余曲折を経て、スポンサーを得てのプロゲーマーになるのだが、こういった遠回りが彼に深みを与えていることがこの本を読むとよく分かる。

     小中学生に読んでもらいたい一冊。これを読んだ子どもが今はない新しい仕事をつくるかもしれない。

  • 勝ち続けるというのは、毎日自分が成長する実感を持つ事、そのことこそが幸せにつながる、という事をわかりやすく何度も説明してくれる本。ウメハラさんの本は過去に数冊読んでいるけど、個人的にはこれが一番面白かった。周りの評価を気にすると周りに自分の価値観をコントロールさせる事にもつながるわけで、自分自身がきちんと成長し、それを自分自身が分かっているのならば、周りの評価を気にせずに幸せになれる、というのは良い考え方だなと思う。もちろん、周りの流れを無視してよい、という話ではなくて、これにより自立が出来、自立が出来てはじめて他人との関係性につながる事が出来るんだろうな、とそんなことを考えた。

  • 日本で一番最初にプロゲーマーになった筆者が、「勝ち続ける」理由は「幸せになりたい」から。という一見うまく繋がらない理論を披露した本。この考え方は結構普遍的に使えるものだと思う。

  • カリスマプロゲーマー梅原氏から、深い内省の結果生み出された言葉の数々。結果的には、古典的な自己啓発書に書いてある内容とそれほど変わらないのだけれど、古典を引用し解説した学者の本とは全く異なり、ガツンと心に響いてくる。

    自身の頭で考えて、生み出された言葉の力を強く感じた。

  • 世界で最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー梅原大吾の哲学。

    テクニック的なことより、本質を掴んで応用力、持久力を鍛えること、常に今日よりも成長し続ける意志を持つ姿勢が強く伝わってきます。
    印象的だったのが、対戦相手を敬うという事。停戦相手を見下したり馬鹿にしたりすると、相手にしてくれる人が減り、徐々に弱くなるという下りは、ゲームの世界だけでなく、自分の専門分野にも当てはまると感じました。
    周りと切磋琢磨することで、自分も成長できる。そのためには、向かい合ってくる相手を敬う事。

    メンタル面の維持の仕方も参考になります。

  • 世の中には、ぱっと出てきて消えてしまう一発屋と、長い期間、
    他人に影響を与える人がいます。梅原さんは、間違いなく後者でしょう。
    大変失礼ながら、私は梅原さんのことを、前著(「勝ち続ける意志力」)まで知りませんでした。

     私は、格闘ゲームには、あまり興味がありません。
    しかし、梅原さんの、格闘ゲームに対する姿勢と努力は、畑違いの私でも、
    興味が湧きます。

     梅原さんは、自分が好きなことをして、食べている、、、少数派です。
    少なくない人が、あまり好きではないことをして、食べているのではないでしょうか?好きなことを仕事にできる人は、少数派中の少数派です。

     この本を読むと、好きなこと=楽ではないことがよくわかります。
    「本当に好きなこと」になるまで、たくさんの偏見と戦わなければいけなかったこと、そして、一時期は、格闘ゲームから身を引いて介護のお仕事をしたこと(前書)など、
     
     梅原さんが言う「勝ち続ける」ためには、いろんなモノと戦う必要があったことを教えてくれます。

     これほどまでに、梅原さんの勝負に対する姿勢がウケるのは、結局、勝負は、自分自身に負けないことであり、
    自分自身を成長させる道具であると言い切っているからだと思います。

     非常にいい本です。成長することが何なのか、梅原さんの格闘ゲームへの姿勢から理解できる
    稀な本です。

  • タイトルは勝負論だが、内容的には、以下に幸せに生きるか、ということが述べられていたと思う。良書でした。

  • *勝つことはリスクでもある。勝ち続けている人が負けた時、ダメージはより大きくなる。
    *勝ち負けは、表面的な結果のことではない。勿論勝ちにはこだわるが、成長し続けることが勝ち続けること
    *子供のころ良い子だった人ほど迷いやすい。今までは道や目標を与えられてきたから
    *好きなことに打ち込み続ければ、いずれ何かの形で一本の線になる。コネクティングドット
    *セオリーや常識は常に疑い、自分自身で納得感を持つ。それによって強い基礎が出来上がる。
    *元々才能を持っている人は自分自身の持っている才能の理由を考えたことが無いが、苦労して得た能力や考えは体験として染み付いているので、凄みがある。
    *出来ない動きがある時は、それをできるだけ分解する。複雑で大きなものとして捉えるのではなく、自分がどこができないのかを明確にして、ひとつずつ潰していく。
    *この分解能力は、仕事のレベルが上がるほど、重要になる。最初は才能で乗り切れていた人たちがきつくなる。
    *また分解して考えられる人は、スランプに陥りにくい。
    *基礎固めのトンネルは長く終りが見えないが、確実に終わる。そして抜けた瞬間が最高
    *頭の善し悪しには強さと早さがある。
    *後者は、スピードは早いので最初の段階では周りの人から大きくリードをとるが、その後慢心によって成長が止まる
    *わかったふりは一番害悪。その場の小さなプライドをとって、もっと大きなものを失う
    *オリジナルの知識は経験からしか得られない
    *成長とは自分が好きでいるためにどんな工夫をするか。他人の評価軸と比べるな
    *高いレベルに行くほど、外的な評価や分かりやすい成長はなくなっていく。そうなった時にそこを拠り所にしていると、成長が鈍化してしまう。それを避けるために日々小さな変化に敏感になる必要がある
    *行動が思考に影響をあたえることもある。
    *成長と孤独はセット。孤独になったときに周りに群れちゃうか、成長し続けられるか。

  • 勝負に向けた心構え、基礎固め、メンタルが万人向けに書かれている。

    自分のスタイルが見え始めてさらに壁を超えてもう一歩上を行く人に最適な内容と思われる。

  • 自分が尊敬している人たちと、驚くほど同じことを言っていた。

    ゲームが好きなのでウメハラ選手のプレイをよく見るが、
    本など他のメディアからもウメハラ選手について知りたくなった。
    前作は読んでいるが、他はどれがいいだろうか…

  • これをすごいといわなくて、何という。
    すごすぎ。

  • ◯一回一回の、エントリーでミスが無いか、エントリーの理由は明確か必ず確認する勝っても負けても分析を必ずする

    ◯基礎固めを怠らない。基礎を徹底してやる。今は地道な作業が続く。
    損切り◯ エントリータイミング△
    利益伸ばす✖︎

    ◯正確さ、速さ、力を使わない

    ◯技術の向上はやや意識しないと出来ない事を発見し、無意識に出来るよう変換していく事である

    ◯終わりのないレース。大事なのは一定のペースでの努力を続けていく事

    ◯に成りたいと思ったらとりあえずあれこれ考えずにその人の行動を真似る。FX強い人の行動を真似る

    ◯思考の癖をつける。何故そうなのか考える

  • ちょうどボックスと同時進行で読んでいたので、ストーリとこの本の教訓が被るところがあって面白かった。
    ・勝ち⇔負け。勝ち続ける⇔あきらめる
    ・基本を大切にして、分解して研究する
    ・何かに打ち込むと世間は妬みから邪魔する

  • 目先の結果じゃなく成長することに重きをおく。
    当たり前なんだけどトーナメントで勝つ人なんて1人だけで、一回戦で半数が負けるからね。
    行動することによって自信をつけよう。

  • 一般的に才能ある作家でもない限り二作目以降はラベルの張替えと水増しの「新商品」なので、特にビジネス本は一作目が断然オススメなのよね。と言ってこの著者の本はこの本しか読んだことがないのだから、いい加減なことを言っていると言われたらその通りよ。
    そして
    プロゲーマーは父親を尊敬していないといけないよ。という話もまた、書いてはいないけれど、とぎと氏も梅原氏も父親を素直に敬っていることは、そんな息子は私の現実世界では異例中の異例なので、単純に面白い。

  • 単発の勝ちと勝ち続けることは大きく違う。
    勝ち続けることとは成長し続けること。
    幸福な気持ちを抱えて成長し続ける姿。それこそが勝ち続けることの本質。
    孤独を恐れるな。他人からの評価には『知るか、バカ』。
    少し頑張ろうと思えた最近の良書。

  • 自分なりの幸福を見つける話。
    勝ち続けるを真剣に考える。
    思考こそがすべてだ。

  • プロゲーマー、という職業がある。格闘ゲーム界で、彼の名を知らぬ者はおらぬ、というほどの有名人だ。
    彼は、なぜプロゲーマーになる道を選んだのか。ある道を究めようとするとき、人は皆、同じような境地に至るものなのだな、と感じた。ゲームのことをバカにする前に、彼の考え方を見てみることをお薦めする。彼のこれまでの経緯も含め、ちょっとした衝撃を受けることと思う。

  • 無常と平常心の何たるかに迫る一冊。著者はギネスに認定されている「世界で最も長く賞金を稼いでるプロ・ゲーマー」最も得意なのはストリート・ファイター。

    ゲームセンターにあるゲームにつぎ込むのは生産的なことだろうか。では、雪でできたハーフパイプを滑走することは?区切られたマス目のうえで木片を前後することは?

    いずれも勝つだけではなく、勝ち続けるには何が必要だろうか。ましてテレビゲームの世界にはルールや仕様の変更は茶飯に起きる。

    着実に成長し続けることが勝ち続けることならば、それは、どの世界にも通用する方法論と言える。下期トップ3入りの面白さ。

    議論は、成長する術として、どのように述べるかももちろん大事なんだけど何をいうかはもっと大事ね。

  • 頭がいい人に共通する事項=なぜ?を考える習慣を持っている

  • 勝ち負けは関係なく、続けることが重要と感じた。

  • 自分で考えて寄り道することの必要性が分かる。最終的に価値続けるには出口が見えない道を孤独に突き進み、自分で成長を感じないといけない。

  • 勝ち続けることと勝つこと。負け続ける事と負ける事。必要な回り道とはなんなのだろうか。

  • あらゆる企業マン、あらゆるフリーランサーの言葉よりも、今の私の立場・意気込みに近い言葉が聴けた。同人音楽家として頑張る全ての人にも送れる言葉が沢山溢れていました。良書。

    "負けて叩かれることに耐えられないなら最初から勝負の世界で生きることを選ばない方がいい、と僕が強調する理由は、別にそれがいいとか悪いとかいう話ではない。"

    音楽では「負け」というのははっきりしない、が、一方的に「あいつは負けた」と言って叩きのめそうとする人が現れる。「人々を楽しませたい」と思って音楽を作っているだけなのに、何故、叩かれるのだろうと昔から思っていたけれど、叩かれるのだから仕方ない。理不尽であっても、そういう時にはこの言葉を思い出して耐えるしかないでしょう。

    "それでも自分が成長を実感できていれば、絶対に負けではない。そのまま突き通していくほうが、よりレベルが高い作品を描けるようになるだろうし、結果としてより高い評価を得ることも出来るだろう。そのときは、もしかしたら本人が死んだ後かもしれない。でもそれは、運の良し悪しにすぎない。現実の生活とどう折り合いを付けるのかは永遠のテーマだが、自分が成長できているかどうかを最終的に評価できる人物は、自分しかいないのだ。"

    "僕は、この時に自分にとってのゲームを再発見した。得意なもの、特別な能力を発揮できるものが存在するということは、なんてありがたいことなのか!ゲームと初めて出会ってから17年以上たって、僕は初めてゲームをすることの価値を見出した。"

    "逆に、注目されているから、評価されているからといって、必ずしもそれが凄いこととは限らない。"

    "実はこの、「好きだけど不向き」という状態が、最強の状態を作り出すきっかけになることがあるのだ。"

    "でも僕は、それなら音程が取れてリズム感が完璧なら、歌手としてこの上ない成功が得られるのか、聞く人を感動させることができるのかと聞いてみたい。きっとそんなことはないはずだ。"

    "僕が相対的な体力に優れていたというのは、もともとあった才能だ。そしてもともとあた才能について、その存在理由は考えない。「どうして自分は体育が得意なんだろう?」「何で俺は腕相撲で負けないんだ?」とは考えないのだ。なぜなら、自発的につかみとったものではなく、当たり前に存在しているだけだからだ。"

    "キーワードは、分解と反復である。しっかり学ぶと決めた以上は、面倒でも一度全てバラさなければならない。例えば僕が新しいゲームを習得するにあたって、ある一連の基本的な動作ができないとする。ここで大切ななのは、「どうすればいち早く結果を得られるのか?」という発想をなるべくしないことだ。それは一見早そうでいて、実はかえって効率も要領も悪くなるという結果を招く。大切なのは「自分は何ができないから結果が出せないのか。」という考え方である。"

    "だから、分解・反復が得意な人にはスランプらしいスランプがない。不調に陥っても、新しいことに対応できていなくても、分解することによってなぜそうなっているかを探ることができ、反復練習で克服できるからだ。そしてそれを本人がわかっているからこそ、精神面でも追い込まれることはない。"

    "基礎固めであっても、トンネル抜ける瞬間が来るのは、本当に直前になるまでわからない。…(×)… 急にふわっと視界が開ける。"

    "ドリブルしながら敵をかわしてジャンプし、性格なシュートを放つ一連の動きによって点を取ることが大切なのに、自分がジャンプする際の形だけに特別なこだわりを感じ、てこばかり磨き始めてしまうような場合だ。そこにこだわりすぎれば、当然全体像がぼやけ、最後には見失ってしまう。さらに重症になってくると、「俺はジャンプにこだわっている。点を取れ... 続きを読む

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勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)の作品紹介

勝ち続けるためにウメハラが考えてきたこと

17歳で世界大会に優勝し、「世界で最も長く賞金を稼ぎ続けているプロ・ゲーマー」としてギネスにも認定されている著者が、「勝負」についての考え方を余すところなく綴る。
「勝ち続けることと単発の勝ちはどう違うのか」
「どうして僕は勝ち続けられるのか。そして読者がそれぞれの世界で勝ち続けるにはどうすればいいのか」。
日々成長を続け、変化し続けることで「勝ち続ける自分」を築き上げてきた「世界のウメハラ」。本書には、前作『勝ち続ける意志力』刊行後も成長を続け、さらにブラッシュアップされた著者の「実践的勝負哲学」が凝縮されている。

【編集担当からのおすすめ情報】
前作『勝ち続ける意志力』刊行後も、著者はその信念の通り、変化し続け、成長し続けています。勝負に対する考え方もより深く、研ぎ澄まされてきました。その梅原さんが今回は、前作よりさらに実践的な「正しい勝ち方」を語り尽くしています。

勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)のKindle版

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