貧困女子のリアル (小学館新書)

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著者 : 沢木文
  • 小学館 (2016年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098252633

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貧困女子のリアル (小学館新書)の感想・レビュー・書評

  • 「貧困」にはまり込んで抜けられない女性たちの事例集。本人が悪い場合も、親が悪い場合も、または彼氏のせいだったり・・・理由は様々だが、貧困状態から抜けるための救いの手は差し伸べられない。
    こういった状態に陥らないためにも、親や先生といった人たちが読んでおくべきものだと思う。

  • 不運の分かれ道みたいなものが随所にみられる。例えば退職したとか。しかし子供は親を選べないからなー。親が原因の場合は救済処置が欲しいところ。

  • 貧困層になってしまう方々の多くは育った環境に問題のある場合が多いそうで、毒親から子を育てるの資質のない親まで、様々な事例があるそうです。一人でも多くの人が知り、自ら襟を正しつつ、啓蒙し、されて欲しいものです。

  • なんだこれは、という感じ。
    確かに貧困に陥っている「リアル」をレポートしているのだが、それだけ。こんな奴ばかりなのか、こんな奴らしか目に入らないのか、こんな風にしか見えないのか。
    こんなのを見せられて、支えてくれる男性が必要だとか、その一方で男は若い女しか相手にしないとか、社会的救済とか言われても、なんの共感もない。
    この著者がそんな風に考えてるんだろうね、何があったか知らないけども。
    問題提起ですらない。

  • 2017.03.12

    本当にリアルな内容だったけど、嫌悪感を感じる女性ばかり…自業自得だろって思うけど、なんかわかる…と思ってしまったり。
    それでも同じ年代でもきちんとやってる人はいるしね。
    やっぱり義務教育でお金の使い方、増やし方を教えるべきだと思う。
    みんな、一生付き合っていかなきゃならない自分のお金に無頓着すぎ。
    知ってるとトクをして、知らないと損することばかりなのに。そんな無頓着な人たちから1円でも掠め取ってやろうと企業は必死でいらないものや変なサービスを広告したり宣伝してるのに。
    自分のお金は自分で稼ぐ、守る、勉強する。他人に頼ってはいけないと改めて思った。
    専業主婦になりたいなんてもってのほか。

  • なぜそうなってしまうかが理解できないところがある。長期的視点が持てないのだろうか?

  • 正直なところ、個人的な印象としては自業自得。
    でも、現実的に計画性のなさで貧困に陥っている人が沢山いるのだろう。
    マネー教育はもちろんだが、ストレスとうまく付き合っていく自己コントロールの術も重要な気がする。

  • 1980年前後に生まれた、短大・大卒女性の貧困事例が書かれている。

    就職氷河期、ロスジェネ世代と言われ、なかなか思うような就職を果たせなかった彼女たち。

    とは言え、書かれた女性たちに何か共感できない。同じ時代に生まれてもきちんと自分の生活を成り立たせている女性は多くいる。

    大半が都内在住で地方より恵まれているだろうに、破綻した生活をしているのだ。

    同情できたのは毒親によって貧困になっている例だけだった。

    しかしこれまで貧困というワードでは取り上げて貰えない層の貧困話なので、興味深く読めた。

  • 「貧困女子のリアル」
    30過ぎの女性で貧困に陥った人たちのレポートである。11人の例がレポートされている。
    普通に大学、短大を出て定職に就き社会で活躍していても、借金で首が回らなくなり貧困に陥っている人たちである。
    現在の消費社会は女性をちやほやして消費に駆り立てているように見えるが、そんなものに踊らされて借金を重ねるのは身の程を知らないバカとしか言い様がない。同情に値しないと思うが、身近にいればそれはそれで迷惑かも知れない。
    その一方、家族の問題を引きずっていたり、ブラック企業にこき使われて体を壊したりといった社会問題と言える人もいる。
    本書には統計的なデータがないので社会全体としてどの程度深刻なのかはよくわからないが、派遣雇用の問題、格差社会の問題はそのベースにあるように感じられる。
    やはり、最高税率をもっと上げて金持ちから税金を徴収し、労働者の賃金はもっと上げる必要があるのだろう。
    それにしても女性は30過ぎると賞味期限切れ?
    日本は紛れもない長寿社会。若さを謳歌することに専念する女性はもう少し先も考える必要があるだろう。

  • 短大や四大を出て、会社員として働いているのに、借金を抱え、貧困にあえいでいるアラサー、アラフォーの女子というにはやや厳しい年齢の女性たちを取材した一冊だ。

    元読モで華やかな世界を知って会社を辞めたために貧困に陥っている女、FBで充実した人生を見せつけるために借金を重ねる女、毒親から逃れたゆえに姉に寄生されてダブルワークを重ねても生活が苦しい女・・・。

    著者の言っている通り、自業自得だな、と思ってしまう女性も多いのだけれど、なんかわかる部分もあって痛々しい。
    承認欲求が強かったり、過去の自分を忘れられなかったり、30代、40代の女性にはそういう部分って強くあるのではないかと思うのだけれど、それがよくない方向に転ぶとこうなっていっちゃうんだろうな。
    なんでも手に入るように見せかけられた世界で生きる危うさについて考えさせられる。

  • 自己破産はただでない 弁護士費用 20-30万

  • 図書館で借りた本。
    この本では、それなりの収入があるのにも関わらず、それ以上に支出してしまい、借金を抱えてしまっている30代半ばの女性ばかりが取り上げられている。事情はそれぞれで、親に依存される人、コンプレックスや見栄から、エステや高級な化粧品の購入が辞められない人、ブラック企業を転々とする人など様々。どれも本人次第で解決できそうなのに、できないのは、本人にはどうしようもないことなのだと理解するしかないのでしょうか。

  • 請求記号:367.21/Saw
    資料ID:50082314
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • 最近、貧困問題を扱った本の出版が相次いでいるが、対象をアラサーの子なしで独身、学歴が大卒や短大卒に絞った点で他に類をみない本となっている。

    著者の沢木文さんは、1976年生まれのいわゆる『ロスジェネ世代』。『プチセブン』『Grazia』などの女性誌でフリーランスの編集者として活躍した方。著名人200人以上を取材した経歴があるだけに、人を見抜く目が確かである。


    本書は、エピソードごとに1人の女性を取材しており、総勢11人が登場している。

    先に述べたように、大学や短大を卒業しているので、貧困家庭の出身ではない。それでも、ルックスに対するコンプレックスや見栄などで、普通の収入があるにも関わらず貯金がゼロだったり、借金を背負ってしまい、瞬く間に貧困へと転落する。貧困問題は単に収入の多少だけでは測れない。そんな複雑な事情がよく分かる。時折、著者による的確な分析が簡潔に述べられるが、どれも的を得ているだけに、逆に解決が困難を極めているという現状に対して、読者は打ちのめされるだろう。


    貧困問題に関心のある人は、ぜひ読んでほしい。

  • 女性誌で活動するベテラン編集者が“30代の貧困女子”を直撃取材
    大卒・短大卒の“普通”以上の女性たちが貧困状態に陥っていた

  • リアルなのかもしれないが、努力しない人が貧困なのは当たり前。姉妹の話なんかは信じられない。

  • 20160217読了

    大卒、短大卒の30代女性の貧困をテーマにした、メディアに取り上げられる貧困女子とは違う存在を描いた本。

    特に気になるのは契約社員、派遣社員となってそこから抜け出せないという社会構造。なんとなくイメージはあったものの、具体的に提示をされるとリアリティーがあって恐ろしい。

    貧困の理由は様々で、収入があっても転落する人も多い。

  • インタビュー本でありひとつひとつのトピックは印象的であるが、分析的な視点がないため、ただ現象をつらつらと書き連ねており、テーマが構造化されていない。最終的に本書を通して読者にどのように訴えたいのかが伝わりにくく残念に感じた。

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貧困女子のリアル (小学館新書)の作品紹介

なぜ、こんなに辛いの? 30代女子の本音

社会的に注目されている貧困女子はシングルマザーなどが多かったが、ここにきて、短大や大学を卒業した30代女性たちが貧困状態に陥っていることが表面化してきた。街金での借金、親からのDV、男性への依存など、悲惨な現状はネットや雑誌でも話題になり、反響は大きい。学歴があるのに、なぜお金に困るのか、なぜ人生を捨てたような日常になってしまうのか。親や上司の世代には理解しがたい驚くべき現実、そして意外と共感できるという同世代の女性たち。社会問題としての貧困女子を浮き彫りにする。


【編集担当からのおすすめ情報】
DIME増刊『Suits WOMAN』のサイトで大反響を巻き起こした「貧困女子」を、追加取材でさらに深掘り。

貧困女子のリアル (小学館新書)はこんな本です

貧困女子のリアル (小学館新書)のKindle版

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