- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098252633
作品紹介・あらすじ
なぜ、こんなに辛いの? 30代女子の本音
社会的に注目されている貧困女子はシングルマザーなどが多かったが、ここにきて、短大や大学を卒業した30代女性たちが貧困状態に陥っていることが表面化してきた。街金での借金、親からのDV、男性への依存など、悲惨な現状はネットや雑誌でも話題になり、反響は大きい。学歴があるのに、なぜお金に困るのか、なぜ人生を捨てたような日常になってしまうのか。親や上司の世代には理解しがたい驚くべき現実、そして意外と共感できるという同世代の女性たち。社会問題としての貧困女子を浮き彫りにする。
【編集担当からのおすすめ情報】
DIME増刊『Suits WOMAN』のサイトで大反響を巻き起こした「貧困女子」を、追加取材でさらに深掘り。
感想・レビュー・書評
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11343528
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私も風呂無しぼっとん便所のボロアパートで育ち貧乏を経験してきたが、この本に登場する貧困女子は皆、学歴も高く、お金持ちの家で育った人が多い。
タバコも酒もやめられない、無駄遣いもやめられない。
つまり自業自得で貧困に陥っている例が多いのが目立つ。
もう少し素直さ、謙虚さを持てば現状を打破できるのではないかと思った。 -
著者が取材相手の容姿や雰囲気を
表現した文章が、読者にとって
イメージが湧きやすいように
書いたのだと思いたいけど、悪意というか
ディスっているような感じがあり
気分良くなかった。
登場する貧困女子は、
自信が無かったり
諦めていたりするのが共通点。
読んで頑張ろうとか前向きな気持ちには
ならなかった。 -
社会
ノンフィクション -
サクサク読める、実態がよくわかる一冊
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「貧困」にはまり込んで抜けられない女性たちの事例集。本人が悪い場合も、親が悪い場合も、または彼氏のせいだったり・・・理由は様々だが、貧困状態から抜けるための救いの手は差し伸べられない。
こういった状態に陥らないためにも、親や先生といった人たちが読んでおくべきものだと思う。 -
不運の分かれ道みたいなものが随所にみられる。例えば退職したとか。しかし子供は親を選べないからなー。親が原因の場合は救済処置が欲しいところ。
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貧困層になってしまう方々の多くは育った環境に問題のある場合が多いそうで、毒親から子を育てるの資質のない親まで、様々な事例があるそうです。一人でも多くの人が知り、自ら襟を正しつつ、啓蒙し、されて欲しいものです。
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なんだこれは、という感じ。
確かに貧困に陥っている「リアル」をレポートしているのだが、それだけ。こんな奴ばかりなのか、こんな奴らしか目に入らないのか、こんな風にしか見えないのか。
こんなのを見せられて、支えてくれる男性が必要だとか、その一方で男は若い女しか相手にしないとか、社会的救済とか言われても、なんの共感もない。
この著者がそんな風に考えてるんだろうね、何があったか知らないけども。
問題提起ですらない。 -
2017.03.12
本当にリアルな内容だったけど、嫌悪感を感じる女性ばかり…自業自得だろって思うけど、なんかわかる…と思ってしまったり。
それでも同じ年代でもきちんとやってる人はいるしね。
やっぱり義務教育でお金の使い方、増やし方を教えるべきだと思う。
みんな、一生付き合っていかなきゃならない自分のお金に無頓着すぎ。
知ってるとトクをして、知らないと損することばかりなのに。そんな無頓着な人たちから1円でも掠め取ってやろうと企業は必死でいらないものや変なサービスを広告したり宣伝してるのに。
自分のお金は自分で稼ぐ、守る、勉強する。他人に頼ってはいけないと改めて思った。
専業主婦になりたいなんてもってのほか。