- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098252640
作品紹介・あらすじ
考えても仕方ないこと、考えすぎてません?
格差が広がり、息苦しさが増す日本。挑戦することよりリスクを回避することを優先し、失敗を恐れるあまり何もしない人が増えている。
行動さえすれば手に入るものは多いはずなのに、チャンスを逃してしまうことが問題で、これでは国力も落ちて当然だ。
そんな状況を打破できるのは、「考えても仕方ないことは考えない」「まず行動してみる」おめでたい思考パターンを持つ人たち。
<おめでたい人の特徴>
・周囲の批判は気にしない
・褒められると真剣に喜ぶ
・考えるよりまず行動する
・世の中が決めた「正解」なんて信じない
・うまくいかなければすぐ次にいく身軽さがある
なぜこの思考パターンが成功を引き寄せるのか、実在の成功者たちの思考がどう働いたのか、わかりやすく解説する。
また誰でもその思考パターンを身につけることができる日常的な発想トレーニング法も公開、人間関係の悩みや将来への不安に立ちすくんでしまう人を
「肩の力を抜いて、とりあえず一歩踏み出してみよう」と元気づける、人気の精神科医の「おめでた思考」のすすめ。
感想・レビュー・書評
-
役立つ情報がちらほらある
コレステロールが低いと、セロトニンがうまく機能しないからうつになりやすく治りにくいとか
おめでたいって皮肉っぽい言葉だけど
著者によると良いおめでたさがあって
それは単純にポジティブに生きるということ
そのために具体的に何をすれば良いか
わかりやすく提案されている
真面目すぎる人向けの本詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おめでたい人には、いいおめでたい人と、悪いおめでたい人がいるので、悪い方にならなければ、おめでたいほうがいい。閉塞感がある中で変化が求められる時代には、おめでたいくらいでちょうどいい。
現時点での主観的な体験を変えることが、無意識の探究、問題の源泉を過去に求めようとすることよりもメンタルヘルスにいいし、実用的である。
妄想力≒信じる力。考えても仕方ないことは考えない。好奇心。感動屋さんは対人関係でウケがいい。正解はないという思考。失敗しても次があるというおめでたさ。挑戦。上昇志向。 -
和田秀樹のお手軽本。
思考は現実化する なんてきこ書房のナポレオン・ヒルのロングセラーのパクリじゃん。
おめでたい がキャッチコピー的なことを狙ってつけていると思うが、
前向きとか、アグレッシブとか、楽観的とか、積極的とか
という題名でないと 共感しづらい。
定義もはっきりしない。
お目出たき人 と同じにならないのか気になる。
作者は武者小路実篤だったよね。
お目出たき人 って
馬鹿一 的かもしれないよ。 -
<いいタイプのおめでたい人>
周囲の批判を気にしない
まずは行動してみる
うまくいかなければ、次に行く身軽さ
正解などない、と思う知的謙虚さ
<悪いタイプのおめでたい人>
自分が正しいと信じて疑わない
世間で言われていることを鵜呑みにしてしまう
いったん信じると、他の人の声に耳を貸さない
騙されていることに気づかない -
考えて動けなくなるより、「やってみなけりゃ分からないじゃん」という「おめでたい」思考でどんどん行動しよう!という本。
-
非常に分かりやすい理論で、おめでたい人になることをすすめています。行動しなければ何も変わらない、とても納得できる内容でした。終盤の政治などの話は、「あぁ、どうしても言いたかったんだな」という感じですが、私はそんなに気になりませんでした。
-
おめでたい人にも、悪い例と良い例がある。
悪い例は、ひとつのことに執着したり、まわりに迷惑をかけること。良い例は、まわりの意見にも聞く耳を持って、行動するひと。
確かに、考えすぎてしまって何も出来なかったと言うのは良くあるし、細部、ばかりに神経質にこだわり過ぎて、全体としてちぐはぐだったり。
楽天的過ぎるのも良くないとは思いますが、悲観的になりすぎるのは、もっと良くない。神は細部に宿るというけど、それぐらい良い仕事をするには、おめでたい気持ちは、最低限、必要かと思います。