世界観 (小学館新書)

  • 69人登録
  • 3.47評価
    • (2)
    • (4)
    • (8)
    • (1)
    • (0)
  • 6レビュー
著者 : 佐藤優
  • 小学館 (2016年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098252879

世界観 (小学館新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 「21世紀に入ってから16年になるが、国際情勢は年を追うごとに複雑になっている。その最大の理由は1991年12月のソ連崩壊だ」との書き出しで始まる、元外務省主任分析官・佐藤優氏の評論集。

    ここ数年の雑誌SAPIOの連載をまとめた。

    外務省時代、英国とロシア(ソ連)に赴任していた筆者はソ連崩壊を現場で体験してきた。

    あの鈴木宗男事件にからみ2002年に逮捕されて、獄中闘争を潜り抜けて作家となった。

    自分の努力と知恵と人脈とで練り上げられたネットワークから得られた情報をもとに、多様化し複雑化する世界情勢を分析していく。

    筆者は一貫して、相手の立場を理解しようとした上で、複眼的に物事の本質を捉えていく。

    物事に対する視点が深くて広い。そして奇をてらっていない。

    「外交は人である」--6000人の命のビザで世界的に知られる杉原千畝への見方も、筆者ならでは。
    外交ジャーナリストの手嶋龍一氏との対談で、「単なるヒューマニズムでけでなく、インテリジェンス(重要な事項に属する知識・情報)の面でも重要だ」と語る。

    知の巨人がわかりやすく語りかける、新聞、ニュース、そして世界の見方が広く深くなる一書。

  • コンパクトに最近の国際情勢がまとめられている。非常に参考になる。

  • 2017.07.20読了
    難しいけれど、理解できる部分もある。世界情勢(特に中東)に関する情報は定期的に読まないと理解が及ばなくなる。

    佐藤優はこれまでに何冊か読んでいるけど、未だについて行けない。今回も読了までに時間をかけてしまった。

  • 公開される情報を有機的に構造化することで,世界を別な視点から解釈する.その実例が一つ一つ丁寧に書き下される.言うは易いが行うは難く,実際世界と照らし合わせてきたがために磨かれる能力と思われる.

  • ここ5年間に起こった事件に対する考え方、背景を解説してくれている。SAPIO誌に連載の文章から抜粋して加筆されている。
    自分が分かっていない出来事や背景が山ほどあり、ラジオで佐藤優さんが解説してくれるのがたいそうわかりやすいので、読んでみるが基礎知識が少なくて追いつけず。
    ただ、読む中で少しずつ理解することもあり、今年は意識してこんなジャンルを増やそうとしている。

  • 何が何でも自分の立場が正しいと固執することはしない。「絶対に正しいものはある。ただし、それは複数ある」という発想をする

    ネバダ州、デラウエア州はタックスヘイブン

    2016/2 ローマ法王とロシア正教総主教の歴史的和解

    東西教会 1054 大分裂
    1964 コンスタンチノポリス世界総主教座と正常化

    ガリツィアのウクライナ人ユニエイト教会 共産党の圧力でユニエイト教会はロシア正教と強制的に合同
    共産党支配に潔しとしないユニエイト教徒は、カナダのエドモントンに居住 カナダの3番目の流通言語はウクライナ語 遠隔地ナショナリズム

    北方領土返還 日米安保から除外すると、尖閣諸島は適応除外地域にされるリスクあり

    4代目カリフのアリーガなくなったあと、アリーとその子孫こそカリフと考えるのがシーア派(イランなど1割)、ムハマンドが伝えた慣習スンナに従うもの。代々合議で選ばれたカリフを正統とする、スンナ派(9割)

全6件中 1 - 6件を表示

佐藤優の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊賀 泰代
有効な右矢印 無効な右矢印

世界観 (小学館新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

世界観 (小学館新書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

世界観 (小学館新書)の作品紹介

「知の巨人」が実践するニュースの読み方

トランプ大統領の誕生によって、世界が大きく動こうとしている。

いま日本人に必要なのは、無秩序な情報を論理的に組み合わせ、「見えざる敵」を炙り出す思考である。

本書は、この5年間に世界で発生した大事件に対して、佐藤優氏が正面から思考した記録である。

国際情勢分析は、同氏にとって外務省主任分析官時代からのライフワークだ。インテリジェンスや地政学、宗教的知見から事象の「本質」を導き出すアプローチは、大陸から隔絶された島国で暮らす日本人が国際社会で生き抜く術でもある。

【目次】
第一章 世界の「ルール」が変わった――欧米・ロシア
第二章 視えざる「テロ」との戦い――中東・欧米・日本
第三章 東アジアの命運――中国・韓国・北朝鮮
第四章 危機に備えよ――日本

地球規模の動乱を生き抜くために――。そのヒントは本書にある。



【編集担当からのおすすめ情報】
オバマ外交の失敗とトランプ現象、ヨーロッパ「移民問題」、英国「EU離脱」、中国軍「領海侵犯」、朝日新聞「誤報」、北方領土交渉、安倍政権と創価学会、金正恩「核外交」、パナマ文書、トルコ「クーデター騒動」、「イスラム国」テロ…といったテーマについて、佐藤優氏が正面から論じています。本書を読めば、傍目には、別地域、別次元で起きた事件ですが、見えない糸でそれぞれが繋がっていることがよく分かります。「これから」を生きる学生、ビジネスマンにおすすめです。

世界観 (小学館新書)はこんな本です

世界観 (小学館新書)のKindle版

ツイートする