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- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098371518
感想・レビュー・書評
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わたしメッセージとあなたメッセージ
教師は生徒に対するとき、教師という立場に立たなければならないため、非人間的に扱われる。「聖職者」として捉えられる教師像がそれにあたる。
しかし、教師になる人は、教師である以前に人間である。生徒も教師に教えられ、世話されるという立場である以前に人間である。人間が人間を思いやる事に何の不思議もない。
教師という立場に対し、生徒という立場は、支配-被支配の関係にあると同時に、支配-対抗という関係性をうむ。後者の関係が前面に出てくるとき、授業が成り立たない、学級経営がうまくいかないということになる。
ただ、人間と人間が向かい合い、一方がもう一方のためになるだろうと考えて行動しすれば、それに感謝しないことは少ないだろう。そして、その人を嫌な気分にさせたり拒絶したりといったことは控えるはずだ。
わたしメッセージにより教師が、反抗的な生徒にどのような気持ちでいるかを示せば、人間-人間の関係に教師と生徒をおく事になる。すると生徒はどうなるだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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