「わかり方」の探究 思索と行動の原点

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著者 : 佐伯胖
  • 小学館 (2004年7月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098373604

「わかり方」の探究 思索と行動の原点の感想・レビュー・書評

  • 現在の学校教育では、「わかっていない」にも関わらずテストの点だけが高いという学生が存在しています。この矛盾した事実を「わかる」と「できる」の概念で本書は解説しています。「できる」人ばかりを作り出すのは本来の教育の役割ではないと認識され、あちこちの学校で教育改革が行われています。東工大でも現在ちょうどその改革を一生懸命やっていますので、この本を参考に、まわりの変化を観察してみたらいかがでしょうか。
    (電気電子系電気電子コース M1)

     本書では「わかる」ということがどういうことかを認知科学的視点から平易に追求されています。本書は、「教育」を行う上で「わかる」という現象を取り上げているが、本書を読むことで、「学ぶ」上で大切なことは何であるかを知ることができると思います。

  • 「わかる」とはどういうことか。

  • 何度も読み返したい一冊。

    そして、たとえば、
    ●できるとは・・・
    ●信じるとは・・・
    ●わからないということの意味
    ●見えるとは・・・
    ●遊ぶということの意味
    ●話すとは・・・
    ●笑うとは・・・
    ●泣くとは・・・
    などなど、
    大切な人の言葉をじっくり聴きたい。

    あなたを知りたい。
    そして、
    自分を知りたいと思うのです。

    あとがきにある
    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
    物事がわかるには、どうやらひとにはそれぞれのわかり方なるものがあるらしいこと、そのわかり方がずれていると、ある人には実によくわかる話が、別の人にはぜんぜんわからないことが起こるらしい。。。
    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
    まったくもってごもっともで、
    だれもがうなづくことではないだろうか?

    そこに何があるのか?

    人がそれぞれ違うこと、
    その真実と、

    だからこそ、

    あなたといたいと思うあなたと違う自分がいることに気づくのではないかと思うのです。

    私は「真剣に遊ぶ」という体験をとても大切だと思っています。

    胸を張って「遊んだ!」と言い切れる時間を過ごしたか?!

    私は、子どものころの遊ぶとは若干の違いをもってこの「真剣に遊ぶ」という言葉を使っています。
    つまり、限りなく子どものころの遊ぶ大人であることです。

    この思いを力強くサポートしてくれた言葉で、
    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
    学ぶことと遊ぶことは、本当は渾然一体となったもの・・・・

    両者を分けてしまうのは間違い・・・

    私たちが学校という奇妙なところを作って、そこ(学校)では、学ぶ(勉強する)ことを主たる目的とし、そればかりだと疲れてしまうので、休み時間というものを合間に入れて、その休み時間には遊んでよいという決まりを作ってしまったことに短を発している・・・
    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
    というのがあります。

    遊びの中で、物事の面白さや、不思議さ、大切さというその本物に気づき、

    そして大人であるから、そのありがたさをじっくりと味わうことが出来ると思うのです。

    それが真剣な遊びだと思うのです。


    まだまだ、あります・・・・

    そのひとつは、泣くとは理解の営みだということ。

    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
    本当に心から泣くということができるためには、精神的エネルギーを貯めこむことが必要である。善意の緊張感を静かに深く抱き続けることである。
    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
    という。

    泣くべきことを泣くことができるところに、清々しい深い信頼感が有るように思うのです。

    同じことのない人同士がつながるというカタチの1つのように思います。

    泣くことがかっこ悪く、弱いもののように思ってしまう自分の中の部分から開放され、泣くことが出来る自分を誇りたいと思うのです。


    まだまだ・・・一緒に交わしたくなる言葉があります。

    自分の本質に気づくことをくれる一冊です。

  • 一番のヒットは『「きめる」は「きまる」できめる。』
    学ぶことを本当に真摯に問い続けていてとても面白い知的探求。
    が、自分の思考ではすぐ忘れてしまうので何度も何度も読みたい。

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「わかり方」の探究 思索と行動の原点はこんな本です

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