- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098373611
作品紹介・あらすじ
本書は、教室の静かな革命に挑戦してきた教師たちの授業の事例を紹介し、その挑戦の中に芽生えている授業の哲学を具体的な風景で提示する試みである。
感想・レビュー・書評
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紹介されている先生たちは,学さんの目にとまったとてもすごい「普通の教師」なので,気をつけて半分くらいにして読まないと。
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今年読んだ中で、一番ヒットした教育書。
授業は「聴く」「つなぐ」「戻す」。 -
子供たちが学び合う教室の風景。21世紀の世界で起きている授業の「静かな」革命。本書は、その具体的な姿を描き出す。初版は2003年。
(選定年度:2018~) -
しっとりと落ち着いた授業の実践例でした
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デボラ・マイヤーは著書の中で言っている。「教える活動のほとんどは聴くことであり,学ぶ活動のほとんどは語ることである」(187ページ)。
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佐藤学先生の提唱する「学びの共同体」に関する本。
教師が「つなぐ」「もどす」ことの役割が、視点をもって書かれているので、
「何をつなぐのか」ということがわかる。
「聴き合う関係」を作ることがキーワードとなり、
あったかいクラスの雰囲気が伝わってくる。
学びというものの大切さを再確認する本でした。 -
【41/150】教師花伝書を先に読んだので、ちょっと時代がさかのぼることになるが、こちらの本の方が事例が多い。先日佐藤学先生を招いたパネルディスカッションを聞いたこともあり、よーく理解できた。ラボ・パーティももっと現場を公開してお互いに見合うなどの同僚性が必要だわ。
昔千葉を担当したときに相互パーティ訪問を推奨したことがあるが、さまざまな理由でそれほど活発にならなかった。関西でも一時期実施されていたが、今ひとつ展開がないような気がする。
テューターによる紙の記録によるシェアも全否定しないが、ビデオ撮影や音声録音などをもっと行って、子どもの声を聴く訓練をすべきだと前から思っていた。この本を読んでその必要性を更に痛感した。よしやろう!