小学生のための読解力をつける魔法の本棚 (教育単行本)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098373864

感想・レビュー・書評

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  • お子さんのいる方に向けて書かれた本たが、碌に読書をしないまま大人になった僕にも参考になる良書だった。5w1hを用いた要約法は今日から実践していこうと思う。 将来自分に子供ができたら読み返したい。

  • 図書館で借りて読み。

    読書習慣をつけるための本かな、と思いつつ読み。
    個人的には4・5章はうちの子にはまだ早い、のと本の味わい方は人それぞれだと思うので読み飛ばした。

    ・トイレ文庫をつくる、リビングの隅に本を見えるように置いておく、どの部屋にも本がある環境にする、などの本を手に取りやすくする環境づくりは参考になった。特にトイレ文庫(p57)

    ・読み聞かせのこつ(文字を追わせましょう)(p53)は現時点では賛同しかねる…

    ・お子さんが選んだ本は、どんなものであっても決して否定してはいけません。(中略)子どもが選ぶ本と、親が読ませたい本が一致することはほとんどないということを肝に銘じお子さんが自分で選んだ本は何でも「へえ、面白そうね」と受け入れてあげてください。(p54)あたりは忘れないようにしたい。

    ・ブックリストは参考になるかな。小学校中学年くらいになったらもう一回読み返してもいいかも

  • 【子育て・教育】小学生のための読解力をつける魔法の本棚/中島克治/20160411(42/468)<222/37253>
    ◆きっかけ
    ・日経広告

    ◆感想
    ・読書は基礎、勉強以上に大切。

    ◆引用
    ・本をよく読む子は感情が豊か。
    ・問題行動を起こす子供はそうしたらどうなるか、というあたりまえの想像力がなき。読書を通じた読解力が必要。
    ・日頃から物事を肯定的に見る目をやしなう。
    ・小学生のうちは、両親がさりげなく方向づけをして心の安定につなげること。自主性は思春期に入ってから。
    ・好きなTV番組の紹介分を書かせる。
    ・読書の効能
     -1:物事を見る目が養われる。百聞は一見にしかずは、前知識ないまま見ると、自分の見方を絶対視し、真実が見えなくなる可能性あり。それを回避する為に読書は有効。ネットよりも時間はかかるが、寄り道のプロセスで面白いと思えるものに出会えることもある。
     -2:語彙が増える。
     -3:キレにくい子供になる。子供はちょっと怪しい世界に興味をもつもの。読書を通じて、人間の醜さや愚かさを疑似体験しておけば、現実社会で経験できないことに対する様々な経験の免疫ができる。
    ・読み聞かせする時は、子供に目で文字を追わせる。
    ・スポーツ好きな子には、スポーツ関連雑誌やスポーツライターが取材したアスリートのルポ等もいい。スポーツは単純に勝ち負け。心の奥深さ(うれしい、だけでなく、どううれしいか)が育たない可能性も。
    ・本棚:表紙が見えるように配置。家に2-3か所用意、トイレに小さな本棚も良い。
    ・読解力:読みながら、要するに作者は・・・と考えているのだなと心の中で言い変えて見るのが効果的。
    ・抑揚つけたり、感情をこめて読んでみる。
    ・あなたならどうする?と質問してみる。
    ・漫画も活用する。良質なものは、本を読む導入として活用できる。ブラックジャック、火の鳥、ストーリーが短めのがベター
    ・低学年の為の学習法:まず書く力を向上させる。機械的に書きうつすことで、文章や言葉の切れ目が理解できるようになる。
     -第一段階:①教科書の文章をマス目に合わせて、一字ごとに丁寧に書く。②改行や句読点も忠実に、③正しく書けているか親がチェック、④間違ったところは赤鉛筆で修正
     -第二段階:見出しをつける(何が書いてあるかわかるワンフレーズ)
     -第三段階:学習のまとめ(例、このとき彼はどう思いましたか?等)に挑戦
    ・学習の鉄則:叱らない、怒らない
    ・教科書の次、絵本など書き写し:イソップやアンデルセン

  • 子供の国語力を伸ばす本を探していて、途中で福嶋隆史氏の本を読んでしまったから、こちらで言っていることが今までどおりの当たり前のことすぎて霞んでしまった。
    何につけ「麻布では~」との記述が出てくるというレビューも某所であったが、麻布の先生だから仕方のない部分をひけば特にそこまで麻布を特別視している様子もないように感じた。
    巻末ブックリストが評判で、難しいのではという指摘もあるが、この中から1冊でも読めれば子供にとっていい経験になるのではないかと思える。
    それと長文読解問題がなかなか難しい…。ただここで取り上げられている『杜子春』と『海と毒薬』面白いなあ。

  • 麻布の橋本先生の本と共通していたのは、
    やはり読書は大切ということ。
    教科書を書き写すことも。
    こちらは小学生対象だったので、少し優しかったけど、
    基本は一緒だとわかったし、
    小さいときから読書を親しむのは大切だと、あらためて思った。
    巻末におすすめの本のリストが載ってて、それもとても良かった。

  • 本を読まない子供はバカが多い。子供が本を読まないのは親が読まないから。ゲームをやる子供バカになる。漫画は手塚治虫ならOK。子供と一緒になってお笑い番組・バラエティーばかり見るな。等々当たり前の話が多かった。
    子供を私立に入れようと考えてるそれなりの親には常識的な話ばかりで読む必要はない。麻布→東大博士→麻布教員にしては、ちょっと個性がないというかインパクトに欠ける。巻末リストは使えない事もないが、一流私立を目指す子向けでややハイレベルか?

  • 読解力とは何か?明確な解答が得られました。

    "読解力とは、本を読んで書かれている内容を理解し、また、行間から書き手の言いたいことをくみ取る力です。つまり、書き手というひとりの人間と向き合えるかどうかであり、コミュニケーションの力にも通じます。"

  • 参考になりました。良かったです。同著者の中学生のための~も良かったです。

  • 麻布学園国語科教諭の、PTA対象に書かれたと思われる本。家庭での本の読ませ方、読ませた後にどうするかなど書かれているが、なんとなーく教育者くさいかんじ。教師だから仕方ないけど。

  • 巻末の推薦図書は、参考になるが…
    小学生には難しい物も…。

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