出口汪のメキメキ力がつく現代文 ライブ1―論理の構造―

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098376414

感想・レビュー・書評

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  • 著者の夏期講習での講義内容にもとづく実況中継形式の参考書です。

    すでに実況中継形式の参考書としては、「出口現代文講義の実況中継」シリーズ(語学春秋社)が刊行されていますが、本書は著者が新たに提唱した「論理エンジン」という枠組みで書かれているところに特徴があるとされています。ただ、本書の第1講で文節の関係や短い文章の構造にかんする簡単なトレーニングが置かれている以外は、従来の著者の参考書と大きな違いはないように感じました。

    実況中継方式で読みやすいので、著者の本が合うという読者には有益なのではないかと思います。

著者プロフィール

関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、出版社「水王舎」代表取締役。
現代文講師として、予備校の大教室が満員となり、
受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ており、著書累計数は1300万部を超える。
また「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、
多くの学校に採用されている。
著書に『出口汪の「最強!」の記憶術』『出口のシステム現代文』
『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』『芥川・太宰に学ぶ 心をつかむ文章講座』(以上、水王舎)、
『出口汪の新日本語トレーニング』(小学館)、『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』(講談社)
『ビジネスマンのための国語力トレーニング』(日経文庫)、『源氏物語が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、
『頭がよくなる!大人の論理力ドリル』(フォレスト出版)、『やりなおし高校国語・教科書で論理力・読解力を鍛える』(筑摩書房)など。
小説に『水月』(講談社)がある。

「2019年 『何が教育をダメにしたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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