灯し続けることば

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著者 : 大村はま
  • 小学館 (2004年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098400904

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灯し続けることばの感想・レビュー・書評

  • 市立図書館で読みました。
    大村はまさん。
    いつも気づかせてくれます。
    初々しい感動を自分が感じていなければ伝わらない、その通りです。
    新たな一滴を、常に求め続けなければなりませんね。
    自分らしくないときは、小言は言わない。
    私は意識していませんでした。
    その通りだと思いました。
    気をつけます。
    余分なことを言わないで済むかもしれません。

  • 常識的で一般的な正しさ、固定した見方にとらわれないように・・・本当に注意する必要のあるときは案外少ないものだ/しかられた傷のほうが、したことの悪さより大きい、そんな過酷なことがないように/ほめる種をまく大切さ/興味を持つべきことに興味を持つように連れて行く/自然に背筋が伸びるようにする/「忙しい」は禁句/”一生懸命”はあたり前/心の中に、百のお話を/聞き返されたら、自分の話し方がまだ十分ではない証拠/「裾を持ちなさい」小言でなく、具体的で必ず成功できることを適切に指示/「少し上手になりたい」と心がける

  • 抜粋

    今日の太陽が昇って、昨日の自分とは違う新しい自分がいる、そういう激しい成長力のようなものが子どもを動かします。
    教師という職業の拠って立つものは何か。子どもに一人で生きていける力をつけること、そのための技術を持っていることでしょう。
    子どものようすに惑わされず、自分の指導が本当に正しいか、子どもに力をつけているか、それを見きわめ、自分で全部責任をとっていく存在なのです。
    子どもが発表し終わると、必ずその指導者を見る。その時に、ねぎらいの気持ちを込めて目を合わせる。
    ほめる種をまくほうが大切。
    勉強のことは、どこまでも自分の責任と思って指導を工夫するのが、専門職としての教師。
    自分が調子悪い時は、小言を言わない。言い過ぎたりキツ過ぎたりする。
    「仏様が、ちょっと指で車に触れられました」自分が努力して出来たという自信から、生きる力をつけるように仕向ける。
    子どもが嫌なことを言ったら、少し傷ついた顔をして、子どもが満足する演技をする。
    子どもがだめなのは、どんなに言い訳をしてみても、やはり教師の不始末のせい。
    力は使い切ったときに伸びる。
    「一生懸命」というのは、あまり上手でなかった時に励ます言葉。自分のことをそう言うのは、人の批評をうかがって自分を鍛えていこうとする人の言葉ではない。甘い言葉。一生懸命は当たり前。子どもにも使わせない。
    「優も劣も」といった時に、教室では「劣」のほうに重みがかかってしまい、その子たちの面倒を見ることで教師が満足して、「優」の子を退屈させてしまうことが多い。
    聞き返されたら、自分の話し方がまだ十分ではない証拠だと思って、工夫を重ねたいものです。
    自分で自分をかばうような言葉が過ぎると、批評の言葉を封じてしまいます。自分を育てるお言葉をいただけないようになります。謙虚な心、自分に対して厳しい心が、「しかられ上手」につながります。
    小言でなく、具体的で必ず成功できることを適切に指示できてこそ教師。
    持ち合わせの力や知識でやらずに、「すこしでもよく」と意識して取り組む。
    「この子たちは自分をはるかに乗り越えて、未来の国をつくっていってくれる人なんだ」そういう敬意をもって、子どもという宝物に接していかなくてはならない。
    なんにも用意してこなかったと言ったのも、私の案でした。いろいろな案があってこそ、ないように見えるすばらしさが心にしみた。案はいくら練っても練りすぎることはない、それを重い感じにならないように気軽に聞いてもらうために苦心がいる。

  • 国語教師として、長い教師生活を送った著者の大村はまさんが、教師に
    ついて熱く語っています。1つ1つのことばに、改めて教師はどうあるべきか考えさせられます。

    鹿児島女子短期大学:ばく

  • 教師は裏方なんだと再確認。子供をいかすためにいかに心を尽くせるか、努力できるかが書かれていたと思います。原点。

  • 教師としての姿勢を教えてくれる。文章から品を感じて、心に響くことばかりである。

  • 目の前の子たちに「何かに本気になる力」をつけさせてあげたい、と思った。

  • 図書館で借りましたが、どの言葉もジーンと伝わってきて、「借りる本ではなくて購入する本だな」と思いました。

    大村はま先生は国語科の方なので、本によっては教科に偏った内容のものもありますが、この本は教科、校種の如何に関わらずオススメです。
    ある意味、他業種の方が読まれても自己啓発本として参考になるのではないかと思います。

  • 立ち止まったときに読み返します。

  • いつも読み直さなくとも、つらくなったとき、しんどくなったとき、ふとしたときに手元においておいたらいいなという一冊を置かせていただきました。本から、気づかされるときってすごく記憶に残ることが多いと思います。森繁さんが登場する話を読んだときに、自分もがんばっていこう!と喚起したのが印象に残っています。

  • 国語教師の大村はま先生のことばを集めたものだ。
    教師として、また、一大人として子供にかかわるときの思い、考えなどが綴られている。
    教師という仕事に対しては厳しく、子供に対しては子供の側にたって同じ気持ちになって考える態度が伺える。

    教師と子供という関係だけでなくて、社会や会社の組織の中でも当てはまることが沢山あった。
    社会人として読んでも参考になることがいろいろある。
    1時間もあれば読めてしまうが、たまに引っ張り出して読み返したくなる本だ。

  • 大村はま先生が長年に渡りお話されたり書かれてこられた言葉が52本収録されている。
    どれもこれも教師として奮い立たされる言葉ばかりである。
    「熱心結構、いい人あたり前です」
    「熱心と愛情、それだけやれることは、教育の世界にはないんです」
    この2つは特に心に焼き付けて、勉強し続けたい。
    教師を志す仲間には是非読んで欲しい。

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