「気になる子」「苦しんでいる子」の育て方: 一人ひとりの凸凹に寄り添う (教育単行本)

著者 :
  • 小学館
4.20
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098401659

作品紹介・あらすじ

大切なことは、全部子ども達が教えてくれる

30代半ばにして、圧倒的な子どもの「成長の事実」を示し、全国から注目を集める大阪市の小学校教師、金大竜(キム・テリョン)氏の最新刊。テーマは、「気になる子」の指導です。自閉症スペクトラムの子、場面緘黙の子、感情をコントロールできずに暴言を吐く子、集団生活が苦手な子、運動が極端に苦手な子等、さまざまな「気になる子」たちに真摯に寄り添い、少しずつ伸ばしていく過程に生まれる「魂のふれあい」のエピソードは、教育関係者ならずとも涙腺が緩む、感動的なものばかりです。「教師にとって大切なことは、全部子ども達が教えてくれる」「子どものことはわからない。そこから子ども理解を始めよう」など、全国の教育関係者の背中を温かく押してくれる、珠玉の言葉に満ちた一冊です。

【編集担当からのおすすめ情報】
「超実践家」とまで称される金大竜氏による、渾身の最新刊をお届けします。本書で紹介される子ども達のエピソードを読んでいると、いつの間にか、温かい涙が頬を伝っていることに気が付きます。以下に、キム学級の子ども達の言葉を、いくつかご紹介します。
「自分がみんなの役に立てているなんて、思ってなかったです。でも、みんな、僕がいて良かったって言ってくれて、感動しました」。
「先生は、今まで会った中で、一番良い先生!」。
「これだけ仲間が頑張っているなら、僕も頑張らなあかん!」。
「先生を前と比べてみると、上からだけど、とても良くなったと思います。それはなぜかというと、怒ったあとに、1日以内で謝っています」……。
ぜひ、この感動を共有しましょう!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 筆者の穏やかで温かな関わり方が伝わってくる。それと同時に子どもを育てたいという熱い気持ちも伝わる。バランスが肝要。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1980年生まれ。大阪市小学校教員。教育サークル「教育会」代表。「明日の教室」などをはじめ各地のセミナーで講師を務めるほか、教師向けの雑誌等での連載など、意欲的に教育についての考え方や実践方法などを広く伝え続けている。ブログ「日本一ハッピーな学校をつくろう」において、日々のクラスのできごとや実践を発信中。

「2018年 『ワクワクを生み出す!あたらしい教室のはじめかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

金大竜の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×