伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法 (教育単行本)
- 小学館 (2017年5月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098401819
作品紹介・あらすじ
少年スポーツ界“No1”子育てバイブル
自主練習、撮ったビデオで反省会、チーム選び…。
大人のとらえ方、接し方次第で、子どもに悪影響!?
逆説的なようですが
大人が離れることで子どもは必ず伸びる!
そして考え始めます。
では、離れるということはどういうことでしょうか。
本書はその具体的な接し方、言葉かけ、心得などがわかります。
11の“魔法の習慣”です。
1失敗させる…親、学校、社会。寛容の三重丸をつくりましょう
2大人は消える…子どもが自分でやり通せるように
3眺める…成長のらせん階段を見守りましょう
4答えを持たない…答えは教えず「考える子」にしましょう
5他者を感じさせる…社会で通用するコミュニケーション能力を!
6選ばせる…やる・やらない。大人が決めるのをやめる!
7質問を変える…「すとんと落ちる」まで対話を
8「ほめる」より「認める」…”失敗を認める働きかけ”を学んで
9リスペクトする…「子どもの人権」を理解しましょう
10刺激する…強さではなく、質の高い刺激を
11大人の出番を心得る…大人の出る幕は、たった3つ
50万人の子ども達を指導してきた著者の
実践から見えてきた結論、説得力があります。
【編集担当からのおすすめ情報】
*サッカーのみならず、多くのスポーツで通用します。
*子育て、教育にも通じます。
*幼児や小学生はもちろん、思春期の中学生に対する言葉かけも。
ベストセラー『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』の第2弾!
感想・レビュー・書評
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子どもと接する場合の「大人」の対処本。
至極最もの話が多く、今の日本のスポーツ界で散見される我が子への過度な期待を持った大人たちへの警鐘を促す内容で、ひとりの大人として非常に勉強になる。
自分が教えられてきた環境から抜け出せない指導者が多い中、常に最新の情報をアップデートし、目の前の子どもたちの「将来」を見据えた指導ができるか、ここが「大人」として求められることだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・伸ばしたいなら離れなさい
否定せずに「肯定する」
怒鳴らずに「楽しませる」
指示命令をやめて「気づかせる」
干渉をやめて「自立させる」
大人(上司)は目の前の結果を気にするのではなく、その人の未来を気にするべき。
人は失敗するたびに強く逞しくなっていく。
大人が下手に干渉して失敗をさせないようにしたら、その人の成長を妨げていることに他ならない。
質問をして、相手に答えさせる(選択させる)
上司が介入しても良いタイミングは
①考えるために必要なベースを提供するとき
②やりすぎているとき
③天狗になりかけているとき -
親はあくまでもサポーター
子どもを信じて見守ろうと思いました
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実践したくなる内容ばかりでした。
優しく厳しくありたいと思える一冊でした。 -
基本的に著者による別の本と同じ事が書かれている。
しかし何度読んでも勉強になります。 -
サッカーだけでなく、ジュニアスポーツに携わる方々に、ぜひ読んでほしい一冊。
今回はミニバスのチームも取り上げられており、実践している輪が広がっていることがわかる。
大人がどれだけ本気で、子どもたちの「自立」を考えるか。
それを感じられる内容。