雪国 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001012

感想・レビュー・書評

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  • 恥ずかしながら初めて川端康成を読みましたが、文章が、漢字が難しい!わからない漢字や初めて見る漢字をメモしていったらA4の紙に書ききれなくなりました。
    一方で文章の描写はすごいですね。これでもかといろいろな感覚や感情を描かれていました。
    また気合いを入れて別の川端康成作品読んでみようと思います

  • 写真集を見ているかのよう

  • 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」と言う、とても有名な書き出しで知られる作品。しかし、海外でも評価される名作として知られている所以は、自分にはあまり分からなかった。とはいえ、とても面白いと思う素晴らしい作品だった。

  • 情景描写があまりにも美しく、日本語の素晴らしさというものを改めて感じさせられる。

  • 何度でもよむよ

  • 描写が独特で面白い。そして美しい。

    汽車の窓に映った女の顔に外の灯りを重ねて、ドキッとするとか書こうと思うところがすごい。
    下手すると子供がやりそうなことだから。

    のらりくらりの島村と愚直な愛を貫く駒子の切ない物語なわけだが…
    島村のどこがいいんだろう?

    なかなかのクズ野郎だと思うけどね。

  • 2019年夏、再読。
    高校の頃はじめて読んだ時には感じられなかった感情の機微がしみじみと押し寄せてきたのは、自分が年をとったせいか。

  • 「古都」を読んだ機会に再読。ノーベル文学賞受賞、「冷たいほどにすんだ島村の心の鏡に映される駒子の烈しい情熱を、哀しくも美しく描く。川端文学の美質が完全な開花を見せた普及の名作」と書かれているのだが、初読時と同様、今回もあまり惹かれず、ピンとこなかった。読み込みが足りないのか、受け取る私の素養や経験が不足しているのか。

  • 現実的なようでいて幻想的な文体をあじわうべし。
    楽しみやときめきを求めることはしないよう。

  • 今更ながら初読。これ、結構難解じゃないか。
    でも相変わらず文章は素晴らしい。

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著者プロフィール

一八九九(明治三十二)年、大阪生まれ。幼くして父母を失い、十五歳で祖父も失って孤児となり、叔父に引き取られる。東京帝国大学国文学科卒業。東大在学中に同人誌「新思潮」の第六次を発刊し、菊池寛らの好評を得て文壇に登場する。一九二六(大正十五・昭和元)年に発表した『伊豆の踊子』以来、昭和文壇の第一人者として『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』などを発表。六八(昭和四十三)年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。七二(昭和四十七)年四月、自殺。

「2022年 『川端康成異相短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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